男だってカサついている！乾燥シーズンのボディケア

1年中同じボディケアはNG。男性だって肌がカサカサになる

気温が低く湿度も低い冬は夏と違うケアが必要です。男性は、そのような季節的な“差”を考えない人が多いので、これからはぜひ、気にするようにしてください。今回は、冬のボディケアをご紹介します。

冬のボディケアのポイントは3つ

1. こすらず、軽く洗う
2. オイルで手早く保湿
3. 週一のスクラブはシュガーで

この3本立てで、乾燥が激しい冬から肌を守りましょう。

泡で出るタイプの洗浄料で優しく洗う

まずは、皮脂を落としすぎないために、優しく洗うことが重要です。それならば、最初から泡で出るタイプの洗浄料を使うとよいでしょう。いくつか種類がありますが、ガイドが気に入っているのは、入浴剤でお馴染みのクナイプのムースボディウォッシュです。

もっちもちの弾力のあるきめ細かな泡が出てくるので、これで体をなでるようにするだけでOK。タオルや垢すりでこすらず、肌を包み込むようにパックします。ホホバオイル配合なので、洗い上がりがしっとりとします。また、オレンジブロッサムの香りは男性でも使いやすいはず。泡立ての手間がかからず、簡単に洗えるのが便利です。

クナイプ ムースボディウォッシュ オレンジブロッサムの香り
200ml 1000円（クナイプジャパン）

背中のニキビは泥パワーでスッキリ

冬でもニキビなどが気になる背中には泥の配合されたボディソープを使うのがよいでしょう。最近は、体から出た汗を利用して温める機能性下着が一般的。ガイドもよく利用しています。しかし、汗を吸収してくれるとはいえ、やはり化学繊維特有の刺激があり、ニキビなど吹き出物が出やすくなるという経験をした人もいるのでは？

特に背中は皮脂腺が多く、冬でもベタつきやすいのです。そんな場合は、吸着力に優れた天然ミネラル泥（ファンゴ）を配合したボディソープがお勧めです。余分な皮脂や老廃物をスッキリ洗い流してくれるので、ニキビやザラつきが気になる部分に使いましょう。

プレディア ファンゴ ボディソープ n
500ml 1800円（コーセー）

男性もオイルで全身保湿を

冬の保湿に欠かせないのは、実は肌なじみがよいオイル。顔、体、髪とマルチユースに使えるものが便利です。オイルというと、ベタつくと勘違いされがちですが、そうではありません。皮脂は油分なので、なじみは悪くないどころか、非常によく馴染みます。

もしベタつくとしたら、それは量を間違っているのです。そこで、ベタつかない塗布のし方をお教えしましょう。それは風呂上がり、まだ体が濡れている段階で、オイルを全身に塗ってしまいます。水分とオイルを肌の上で混ぜるような感じで、馴染ませます。

そうすると、体がうっすらとオイルの膜に包まれたようになります。最後に余分なオイルと水分をタオルで拭き取れば、これだけで保湿は十分。寒い冬はこれくらい手早くケアを済ませたいものですよね。

様々なオイルが出ていますが、ガイドのお気に入りはデクレオールのアロマ NU サテン ドライオイル。フランキンセンスやダマスクローズの香りが豊かで、リラックス感が味わえます。男女ともに使えるから、パートナーとシェアするのがお勧めです。

デクレオール　アロマ NU サテン ドライオイル
100ml　7200円（デクレオール）

毎日こすらないから、週一のスクラブはシュガーで

乾燥が激しい冬場は、泡で優しく洗うのが基本ですが、それでもヒジやヒザ、かかとなどには角質が溜まってしまいがち。そんな時に役立つのがスクラブです。男性は、スクラブの刺激が心地よくて、つい毎日使用してしまうという人もいますが、それはNG。あくまでも週に1度のスペシャルケアと位置づけるとよいでしょう。

最近は、肌への負担がより少ないシュガーベースのものが人気。塩（ソルト）ベースに比べて粒子が細かいのが特徴です。ジョンマスターオーガニックのこちらは、シュガーとオイルを混ぜて、手触りのよさと機能性を融合させているところが優れています。

使い方はシャワーなどでよく濡らした肌の上でクルクルと円を描くようになでるだけ。あまり激しくこすらないようにしてください。男性にも使いやすいレモン＆ライムの他、ラベンダー＆パルマローザ、ラズベリー＆オレンジの香りもあります。

L&Lフレッシュボディスクラブ（レモン＆ライム）
136ｇ 3500円（ジョンマスターオーガニック）