神戸女学院中学の科目別入試傾向
2010年の入試では250名が受験し、157名が合格(実質倍率1.59倍)。受験科目は、国語(120点満点)・算数(120点満点)・理科(100点満点)・社会(100点満点)の4教科と、体育実技(20点満点)の合計460点満点となっています。■算数
図形分野の出題割合が高く全体の40%近くを占めている。文章題と整数分野の出題割合も高く各20%程度の割合。比を使って解いたり、グラフを読んだり描いたりして考える問題が中心に出題される。
■国語
設問の意図を素早く読み取り、的確に解答する能力を求める問題が出題される。出題傾向としては、長文2題と現代詩、および文法・語句知識、漢字の書き取りが定着している。
■理科
生物分野が全体の40%と出題割合が高い。ほか、物理分野・化学分野・地学分野はバランスよく出題される。「電流・回路」「季節と生物」「水溶液」などの問題の出題率が高い。
■社会
歴史分野・政治分野・地理分野からバランスよく出題される。記述問題は少ないものの、全体的に難易度の高い問題が出題されている。政治分野では、日本国憲法に関する問題がよく出題される。歴史では、各時代の重要人物や文化などをおさえておく必要がある。
神戸女学院中学、合否を分けるもの
神戸女学院中学の出題傾向は比較的はっきりしているので、出題傾向を把握し、それに向けたトレーニングをしていることが合否の分かれ目。出題傾向の把握や対策は自学自習では難しいもの。神戸女学院中学合格を目指すのであれば、進学塾への通塾が不可欠です。進学塾を選ぶ際の基準は、通塾時間や授業料なども選択基準としてあげられますが、神戸女学院中学などの最難関中学を志望する場合には、最難関中学合格実績を重視することをオススメします。