「押すだけ美容」をやるなら知っておきたい4つのこと
1.ニコッと笑顔で行うと、美容効果がUPする
笑顔を作ると副交感神経の働きが優位になるので、刺激が肌の奥まで伝わりやすくなります。また、笑顔には脳をポジティブにする作用も。「美肌になろう!」と脳が神経に働きかけることで、さらに効果がアップ。
2.息を吐きながら行うと、より筋肉がゆるめられる
カラダのストレッチをするとき、息を止めるよりも、息を吐きながら行ったほうが柔軟になるのをご存知ですか? 筋肉は息を吐いたときにゆるみます。同じ原理で、ツボ押しも、息を吐きながら行うことで筋肉がよりストレッチでき、美容効果が高まります。
3.「ルーティーン」として取り入れれば、3日坊主にならない!
ときどき10分やるより、毎日1分を継続してやるほうが効果は上! スキンケアのあとや入浴タイムにやるなど、生活の「ルーティーン」や「ながら」に取り入れれば、無理なく習慣化できます。
スキンケアや下地に使えるクリームを塗ってから仕上げに押すだけ美容をすれば、肌も元気になって一石二鳥! お手持ちのクリーム等でOKです。
【使用アイテム】
フェイス用クリーム「循クリーム-MEGURI」(30g)<サロン専売品>/一般財団法人 日本美容鍼灸マッサージ協会
4.「痛ければ効く」は間違い! スポンジを押す程度がベスト
一般的に「ツボ押し」というと痛いくらいギュッと圧を加えるイメージですが、顔の筋肉の繊維はデリケートなので、強く押しすぎると傷めてしまい、逆効果になることも。目安にする強さは、「スポンジを押して、5mm沈む程度」の圧。そう、思っているよりかなり弱めです。
もちろん、傷や湿疹、はれものがあるときや、内出血をしているときなどは顔ツボを控えましょう。また、汚れた手で行うと肌トラブルを引き起こすこともあるので、事前に手洗いをして雑菌を落とすのもお忘れなく。
40代女性が体験!
「なでる程度のソフトタッチなのに
頬の厚みが薄くなったみたい!」
今回ガイド上田さんの顔ツボを体験したのは、「顔がむくみやすく、頬が厚ぼったい印象なのが悩み」という、やすもと雅美さん(40代・会社員)。
「彼女の場合、お悩みの通り、顔のむくみ・たるみによって、ほうれい線や頬のボリュームが目立っていました。まずは、顔全体の血行促進をすることで頬のハリを取り戻し、毛穴を引き締めていきます。頬からあごにかけてのラインがスッキリしました。横を向くと目立っていたほうれい線も薄くなり、若々しく、目や鼻などのパーツの印象が強くなりましたね」(マッサージガイド・上田隆勇さん)。