ビューティティップス/“やせ体質”になるダイエット術

肩こり解消とダイエットに効く! 肩甲骨エクササイズ

自覚症状が出にくい肩甲骨のこり。肩甲骨のこりは、肩こりだけでなく頭痛など様々な症状を引き起こします。

中野 あおい

執筆者:中野 あおい

ビューティティップスガイド

あなたの肩甲骨、こっていませんか?

みなさんは、手を上からと下からと背中でまわして、両手を背中で組むことができますか?できない方は肩甲骨が凝っている可能性が高いといえます。
手が組めない人は要注意!

手が組めない人は要注意!


肩甲骨は二等辺三角形を逆にした形をしていて、肩と腕をつなぐ部分です。肩甲骨は背中から浮いていることもあり、天使の羽とも呼ばれています。本来であれば、鎖骨とつながって浮いているような状態で自由に開閉できるはずが、長時間のスマホやパソコンの使用、デスクワークによる同じ姿勢、猫背や反り腰などの姿勢の悪さが原因で、肩甲骨の開閉リズムに乱れが生じます。

本来、万能に動くはずの肩甲骨が開いたままになると、肩甲骨周りの筋肉も外側に引っ張られたまま動かなくなり血行不良を起こします。その状態が続くと、慢性肩こりや頭痛の症状を引き起こしてしまうのです。


今日から始めたい!肩甲骨エクササイズ

まずは肩甲骨周りの筋肉を入浴やカイロなどを使って温め、血行を促進させましょう。次に肩甲骨のエクササイズを行います。人気の“肩甲骨はがしダイエット”は特別な響きがしますが、基本的に肩甲骨周りのエクササイズを指します。

●肩甲骨を上げ下げ
腰に手を当てて立ち、肩甲骨を動かすように肩を大きく上下に動かして、ゆっくり呼吸を繰り返す。

●背中を締める
背筋を伸ばして立ち、ひじを90度に曲げて身体につける。そのまま腕を背中の中心に向けて動かし、肩甲骨を背中の中心に持っていくイメージ。

肩甲骨の周囲には、褐色脂肪細胞が多く存在します。褐色脂肪は、脂肪でありながら白い脂肪燃焼を促進してくれる強い味方。肩甲骨エクササイズを行い、褐色脂肪細胞を刺激することでダイエットにもつながります。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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