子供のネットトラブルには2種類ある!

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ネットトラブルには二種類

内閣府が発表した、平成26年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果によると、スマートフォン、タブレット、パソコンのいずれかの機器でインターネットを利用する割合は、小中学生を合わせて76.0%(内訳: 小学生:53.0% 中学生:79.4% 高校生:95.8%)でした。スマホ普及率の増加に伴い、インターネット利用率も増加しています。

それと比例して、いわゆる「ネットトラブル」と言われる問題も増加傾向にあります。総務省では、「子供のネットトラブル事例集」でその事例を紹介していますが、いじめ相談の現場から、いわゆるネットトラブルには以下の二種類があるということを伝えたいと思います。

  1. インターネット特有のトラブルで、事前予防で防げるもの
  2. 現実社会で起きている事例が、インターネットでも展開されるもの。ネットの特性上、24時間いつでも誰でも参加可能、閲覧可能になったことにより、伝染性をもって無限に広がっていくもの
 

親子で確認したい!6つのネットリテラシー

まず、一種目の「インターネット特有のトラブルで事前予防で防げるもの」については、次の6つの点を親子で確認しておくことが大切です。

  1. インターネットは世界中とつながり、誰でも見ることができる。TwitterのようなSNSは、基本的にその内容が全世界に公開される。「人に対する不快な投稿」は、サイト管理者の想定を大幅に超えた、非難・批判・誹謗・中傷などのコメントが集中し炎上することがある。
  2. 個人情報が特定されることがある。仲間内だけだと思っているLINEも、1人が外に漏らせばその内容は流出する。
  3.  ネットに一度でも流出した情報は、回収不可能。個人が特定できる画像や情報を安易に載せないよう親子で確認しましょう。最近多い相談事例は、SNSに自分が写っている写真を友人によって掲載されてしまうという事例が増えています。安易にスマホや携帯で写真をとることにもリスクがあるということを子供に教えましょう。
  4.  通信記録は電話会社にすべて残っている。匿名の投稿でも、この通信記録をたどれば個人は特定されます。安易に人を誹謗中傷したり「犯罪予告」をすると、特定されるということを伝えておきましょう。
  5.  ネットの情報をうのみにしないこと。真偽を確かめもせず、面白半分に拡散すると思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。
  6. 顔が見えない分、ネットでは激しい言葉の応酬からトラブルに発展しがちです。面と向かって言えないことは、ネットでも言わないように教えておきましょう。

     
次ページでは、親のできる対策について説明していきます。