ブッフェスタイルも多い高級ホテルの朝食
和、洋、中揃う高級ホテルダイニング。食通の舌を唸らせる名店でディナーを楽しめるわけですが、朝食は決められたレストラン、広大なバンケットルームに用意されたブッフェスタイルとなるケースも多く見られます。ブッフェスタイルの朝食だと、ホテルクオリティの美味しいメニューを、好きなだけ食べられるという魅力があります。料金は、ホテルによっては2000円程度から、一般的には3000円前後が多数派。朝から3000円とは、何とも贅沢な高級ホテルモーニングです。
しかし、魅力的なブッフェスタイルも、多くの人が食器を持ってせわしなく動き回ると少々落ち着かない気分にもなります。時間のない朝だから、サッと食べたい方も多いとは思いますが、時間のある朝ならば、ゆっくりと着席して名店といわれるレストランで供される朝食に注目したいもの。デラックスホテルとなれば、ブッフェ形式の朝食提供が増えていますが、名店といわれるレストランで、秀逸なコンセプトの朝食が提供されているケースも根強くあります。
今回は、洗練されたヨーロピアンクラシックが人気のウェスティンホテル東京へ。最上階に位置するフレンチレストラン「ビクターズ」の4630円という贅沢モーニングを紹介します。先に記したとおり、高級ホテルの朝食は3000円程度が一般的ですので、まさに“贅沢の中の贅沢”なモーニングです。
さぁ、一体どんなモーニングなのでしょうか? ホテル評論家が徹底レポートします。