澄み渡る空気は夜空の星の輝きをさらにきらびやかにし、葉を落とした森の樹木たちにはアカゲラやコゲラのかわいらしい姿が見られます。張り詰めた冬の空気の中で飲む暖かいコーヒー。
何度行っても「ああ、アウトドアってすばらしいなあ」そんな気持ちになるのが冬のオートキャンプなのです。
そこで今回は、冬のオートキャンプの装備のポイントと注意点を紹介しましょう。
寝袋はマミー型。高価な冬用がないときは3シーズンタイプのダブル使いがおすすめ!
ダウン素材の冬用シュラフ
形状は「封筒型」と「マミー(人形)型」の2タイプがありますが、暖気を逃さないマミー型の一択。中綿は収納性が高いという点で高価ですが、化繊よりダウンがおすすめです。しかしながらこうした寝袋は高価! かくいう筆者も学生時代はそのような高価なものは手が出ませんでした。
ではどうしていたか? 比較的安価な化繊の3シーズンタイプのマミー型にさらに封筒型を重ね着するダブル使いでしのいでいました。空気の層ができるため思いの外暖かく快適に過ごすことができました。またそれほど適応温度が低くはない寝袋の場合、シュラフカバーを使用するというのもアイデア。透湿性のある素材なら湿気もこもらずとても快適です
マットは小さな空気層ができるタイプを。梱包用エアパッキンも使える!
寝袋と同じく大切なのがマット。地面からの冷気をシャットアウトするために空気層が細かくできるマットを使って快適に眠りましょう。市販のマットの場合、個人的な使用感から言うと、空気を入れて膨らませるタイプのエアマットは暖まりにくい印象でした。それよりも梱包用エアパッキンを二重三重にしたほうが暖かさを感じました。
また、段ボールも細かな空気層があるのでおすすめ。使用後は焚き火にくべてしまえば帰りの荷物が減るというメリットもあります。最近ではコット(ベッド)派も多いようですが、こちらも空気がスースー通る気がしてやはりマットタイプの方が好きです
コットン製テントなら中で火を焚ける。ゴアテックス製なら結露なし!
寒さ対策でもっとも有効なのは火を焚くこと。しかし、テントの中で火器を使用するのはとても危険。一酸化炭素中毒で最悪命を落とします。そんなときはコットン素材のテントがおすすめ。通気性がいいので中で火器を使っても安心です。若干、高価で収納性が悪くかさばる、設営に手間がかかるなど難点も多いものの、居住性は抜群。一度その快適な空間を味わうと病みつきになります。また、山岳用テントなどで使用されるゴアテックスなどの防水透湿性のある素材のテントもおすすめ。一般的に冬のテントは内部の温度があがるので壁面が結露でビショビショに濡れ、寝袋や衣類がダメージを受けるものですが、このタイプなら湿気を外部に逃がしてくれるので快適に過ごすことができます。きちんと喚気することを前提にしての話ですがテント内部で鍋料理をしても結露も一切ありません。 なお、テント内での一酸化炭素中毒防止のための警報機を携帯すれば安心です
Present-web 一酸化炭素警報機 MI-CM70 防災 アラーム 有毒ガス の 検出に 安心 安全
ブランケット&アウトドア専用ヒーターでぬくぬく!
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双眼鏡、野鳥図鑑なども持って行こう!
アカゲラがあちこちで木をつつく音がこだまする
こうした足跡を見つける遊びを「アニマルトラッキング」といいます。親子でぜひチャレンジしてみてください!