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PDFファイル編集ソフト Adobe Acrobat DC レビュー(4ページ目)

PDFファイルの作成・編集ソフトの決定版といえば、本家アドビ社のAcrobat(アクロバット)です。ただし、ちょっと高価なので、一般ユーザーにはハードルが高かったのも事実。しかし、最新版の「Adobe Acrobat DC」では月額で利用できるサブスクリプション版も用意され、いままでよりも柔軟に利用できるようになりました。本記事では、この「Adobe Acrobat DC」について、ご紹介します。

井上 健語

執筆者:井上 健語

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Adobe Document Cloud、Dropbox、SharePointとも連携

Adobe Acrobat DCのもう1つの特徴が、クラウドサービスの「Adobe Document Cloud」と連携していることです。Adobe Document Cloudは、クラウド上でPDFファイルを作成・編集・管理できるサービスです。Adobe Acrobat DCで作成したPDFファイルをAdobe Document Cloudにアップロードすれば、スマートフォンやタブレットから、同じPDFファイルを表示・編集できます。

また、Adobe Acrobat DCは、別のクラウドサービスとして、DropboxとマイクロソフトのSharePointとも連携できます。それぞれアカウントを追加すれば、各クラウドサービスに直接アクセスして、PDFファイルの作成・編集ができるようになります。

Adobe Document Cloudを利用すれば、スマートフォンやタブレットから同じPDFファイルを表示・編集できます。画面はiPhoneのWebブラウザでAdobe Document CloudにアクセスしてPDFファイルを表示したところです

Adobe Document Cloudを利用すれば、スマートフォンやタブレットから同じPDFファイルを表示・編集できます。画面はiPhoneのWebブラウザでAdobe Document CloudにアクセスしてPDFファイルを表示したところです


他のクラウドサービスとして、DropboxとSharePointにも対応しています

他のクラウドサービスとして、DropboxとSharePointにも対応しています


サブスクリプション版の短期利用も含めた柔軟な活用もアリ

毎日、PDFファイルを使ったり、重要な書類をPDFで管理したりしている個人・企業にとって、Adobe Acrobat DCは必要不可欠なソフトです。基本的な機能だけをずっと使いたいなら永続ライセンス版、つねに最新機能を利用したいならサブスクリプション版がよいと思います。

なお、毎日は利用しなくても、一時的に大量のPDFファイルを編集しなければならない短期利用の場合も、サブスクリプション版がおすすめです。月額の利用料を払って利用し、必要なくなれば利用をやめればよいからです。

サブスクリプション版が用意されたことで、これまで「高価だから…」と躊躇していた方にとっても利用しやすくなったと思います。PDFファイルの作成・編集が必要になったら、ぜひAdobe Acrobat DCを検討してみてください。



 






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