それとタイトルに入っていない『スミカスミレ』、深夜ドラマ『東京センチメンタル』もカウントしてもいいでしょうか。
定番の刑事・事件ものも多く『臨床犯罪学者 火村英生の推理』『ヒガンバナ』『スペシャリスト』『警視庁ゼロ係』、事件がらみで『ナオミとカナコ』『逃げる女』。さらに『相棒』『科捜研の女』が秋から継続しています。
また『ヒガンバナ』『スペシャリスト』、深夜の『東京センチメンタル』と、単発ドラマとして放送したのち連ドラ昇格した作品が目立ちます。
それでは今回は1月9日~13日にスタートする序盤戦のドラマを紹介します。
1月9日(土)スタート
『逃げる女』
NHK総合 土曜22:00~脚本:鎌田敏夫
演出:黒崎博、中島由貴
制作統括:内田ゆき、越智篤志
プロデューサー:中山和記
出演:水野美紀、仲里依紗、賀来賢人、田畑智子、でんでん、高橋努、水崎綾女、高橋克典、加藤雅也、古谷一行、原田美枝子、遠藤憲一
「養護施設で児童殺害の罪に問われ8年服役していた梨江子(水野)。冤罪が晴れて出所し、唯一のアリバイを否定した親友のあずみ(田畑)を探す。梨江子があずみに怒りと憎しみをぶつけるのではないかとおそれる刑事の佐久間(遠藤)。梨江子の感情を見透かしついてくる謎の女・美緒(仲)。梨江子を取り巻く状況を冷静に見ようとする安藤刑事(賀来)。梨江子の旅はやがて逃避行に変わり、追いつめられていく中で自分を見つめ直していく」
古くは堺正章版『天皇の料理番』から『ニューヨーク恋物語』『29歳のクリスマス』など名作を産んだ鎌田脚本・中山プロデューサーの大ベテランコンビ。大ベテランの作品は現代からずれがちです。しかし鎌田脚本は日テレ青春シリーズがデビューで『29歳のクリスマス』を書いたのも57才とエバーグリーンなのが特長。いまだ健在なのか注目です。
次は「1月12日(火)スタートのドラマ」