あふれるエネルギーとクール感、共存する演技に可能性が光る! 横浜流星

横浜流星

 しなやかな演技が魅力の横浜流星

放送後は「ゆりゆり」がリアルタイム検索ワードで1位になるなど、話題沸騰中の『初めて恋をした日に読む話』(TBS系/火曜夜10時)で、塾の講師・春見順子(深田恭子)に恋をするピンクの髪の高校生・由利匡平(あだ名が「ゆりゆり」)を演じている横浜流星。熱い思いをコントロールする大人びた表情と高校生らしいもどかしさを共存させた透明感が、視聴者の胸をキュンキュンさせます。

『烈車戦隊トッキュウジャー』のクールなヒーロー・ヒカリ役や『彼氏をローンで買いました』のローンで購入された主人公の彼氏、刹那ジュン役など、幅広くい人物を熱演しています。Amazonのプライムオリジナルドラマ『しろときいろ~ハワイと私のパンケーキ物語~』では、サーフィンを愛する青年を等身大で活き活きと表現。ぶれない軸と立ち姿の美しさに、ひとすじ通った揺るぎなさを感じさせ、時折見せる22歳とは思えない表情に未知の可能性を感じます。国際青少年空手道選手権大会での優勝経験を持ち、極真空手は初段。時代劇やアクション映画はもちろん、スーツ姿で演じる社会派ドラマなど、フィールドはさらに広がるはず。

GReeeN映画プロジェクト第1弾『キセキーあの日のソビトー』のグリーンボーイズ・ヒデ役に続き、生きることの切実さと素晴らしさを描いた公開中の第2弾『愛唄ー約束のナクヒトー』では、主人公のトオルを力強く演じています。

5月10日には朝井リョウ原作の映画『チア男子!!』が公開。スポーツ×青春のテッパン映画ですが、ダイナミックに空中を舞う姿や、スタンツで見せるチームワークなど、躍動感に満ちた物語のなか、横浜流星ならではの熱いパフォーマンスに期待がふくらみます。
 

表情ひとつにバラッドもセレナーデも生まれる 泉澤祐希

泉澤

         魂ごと人物を演じきる 泉澤祐希

泉澤祐希の演技を見るたび、バレエダンサーやフィギュアスケーターは写真1枚でその巧さがわかるという話を思い出します。台詞がなくても、その人物の魂をありありと見せてしまう22歳。『白夜行』では山田孝之の幼少時代を体当たりで演じ、視聴者の胸をしめつけました。『すずらん』にも出演した、子役時代から大活躍の実力派です。

連続テレビ小説『ひよっこ』では、主人公みね子の同級生・三男(みつお)を演じ、同じく同級生の時子に失恋して『星のフラメンコ』(1966年西郷輝彦のヒット曲)を涙で歌唱。その直向きな姿はお茶の間を魅了しました。昨年大ヒットした『アンナチュラル』の第5話では、恋人を殺害される青年の哀しみを全身で表現。放送中の『THE GOOD WIFE/グッドワイフ』(TBS系/日曜夜9時)の第1話では、愛情深き金髪の若い父親を、『コウノドリ』の第2シーズンでは出産を控えた聴覚に障害を持つ妻を懸命に支える、同じく聴覚に障害を持つ夫を演じ、視聴者の胸を熱くしました。

いつも私たちが観ているのは、役を演じる泉澤祐希ではなく、登場人物そのもの。物語に引き込まれ、胸を締め付けられながら、いつしか熱いものが頬を伝っていることに気づきます。彼の演技に心を揺さぶられるたび、彼が俳優を志してくれたことへ感謝せずにはいられません。

4月にはじまる『わたし、定時で帰ります。』(TBS系/火曜夜10時)で演じる、WEB制作会社に勤めるやる気ゼロの見習いディレクター役にも注目。3月25日(月)からは『ひよっこ2』が4夜連続放送、愛しの三男に再会できます(NHK総合/夜7時半~)。引き潮と満ち潮を巧みにつくる25歳がさらにどう広がるか、楽しみでしかたありません。
 

新しい顔を開花し続ける愛されアクター 山田裕貴

山田裕貴

 幅広い演技で魅了する 山田裕貴

時に温かく、時に刺激的な演技で、ドラマに映画に大活躍中の山田裕貴。彼だけが持つ予測不能の不規則なリズムは、映画『HiGH&LOW』シリーズや『あゝ、荒野』で実証済み。“明るくてさわやか”にとどまらず、圧倒的な強い表情も見せる実力派です。

2018年には『特捜9』の若い刑事と、『健康で文化的な最低限度の生活』の新人ケースワーカーという2人の公務員を熱演。彼だけが持つリズムによって、親近感マックス、トホホ感ありのハートフルで人間味あふれるキャラクターにつくりあげました。同年公開の主演映画『あの頃、君を追いかけた』では、切なさや哀感を彼らしく表現。彼独特のリズムを変化させながら、オリジナリティを強化しています。2019年も進化は加速。1月に放送された『イノセンス 冤罪弁護士』(日本テレビ系/土曜夜10時)の第2回では不当に逮捕された青年を熱く演じました。投げやりな姿勢や悔しさを複雑に絡ませつつ、抑えていたものをワッとオーバーフローさせる泣きっぷりや感情が高まる演技は圧巻。グイグイと視聴者を引きこみました。気持ちのいい言葉の発し方、体温がしっかり伝わる演技は、観ている人の胸にすんなりと届くでしょう。

4月にスタートする連続テレビ小説『なつぞら』では、広瀬すず演じる主人公なつの同級生・小畑雪次郎役。農業高校、北海道の大地、彼を取り巻く新しい風景に、「雪次郎がんばれ」という気持ちが先走りします。さらに新しいリズムを奏でてくれそうな山田裕貴から目が離せません。
 

軽やかに新しい時代を映す 清原翔

王子が大渋滞

美容師王子として清原翔が登場する
『PRINCE OF LEGEND』

長身でスレンダー、時代をフワッと生きる空気感が心地いい。ゼクシィやNONIOのCMで、さわやかな印象を持っている人も多いのではないでしょうか。雑誌「MEN'S NON-NO」の専属モデルでもある26歳は、今、俳優としても大きく羽ばたいています。

2018年は『忘却のサチコ』で、高畑充希に想いを寄せる関西弁の青年・梶クンを明るく好演。骨太なストーリーで話題となった藤岡陽子のデビュー作『いつまでも白い羽根』では、芯の強い研修医を力むことなく演じ、ビターな物語を新鮮に彩りました。

一方、斜めに構える人物やミステリアスがにじむ人物を演じるチカラも十分。3月スタートの成田良悟によるオリジナルストーリー『虫籠の錠前』(WOWOW)では、謎と闇に包まれた世界へ身を投じることになる青年ナナミ役で、スパイスの効いた清原翔を見せてくれそうです。さらに『なつぞら』では、責任感の強いまじめな酪農一家の長男、柴田照男役を演じます。新しい時代を一気に駆け上がっていく、そんな予感がします。



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