大阪の新名所、あべのハルカスに行ってみよう!
大阪の名所は?と聞かれてすぐに思い浮かべるのは、大阪城や通天閣、道頓堀、住吉大社などでしたが、このリストの中に新たな名所が加わりました。その名所とはあべのハルカス。完成と同時に日本で一番背の高いビルとなったあべのハルカスは、今までは見ることができなかった素晴らしい絶景を楽しめる所として連日多くの人で賑わっています。
今回は大阪の新名所、日本一高いビルのあべのハルカスと、その展望台から眺められる素晴らしい大阪の絶景をご紹介します。
百貨店の建て替えにより誕生した超高層ビル、あべのハルカス
あべのハルカス(Yahoo! 地図情報)は、大阪市天王寺区にある商業ビルです。ビルの高さは300メートル。それまで日本一だった横浜ランドマークタワー(高さ296メートル)を追い越して、日本で一番背の高いビルとなりました。
あべのハルカスがある場所は、JR天王寺駅の真向かい。近鉄(近畿日本鉄道)の大阪阿部野橋駅の真上になります。
この場所には昭和初期に百貨店が開業。昭和中期からは近鉄百貨店阿倍野本店となり、ターミナル直結の百貨店として多くの人に親しまれてきましたが、さらに魅力を増大させるため2009年より大規模な建て替えを敢行。
2014年に高さ300メートル、60階建ての超高層ビルが誕生し「あべのハルカス」と名付けられました。ちなみにハルカスとは平安時代の古典『伊勢物語』に登場する言葉「晴るかす」から取られました。
1階は以前と同様に近鉄 大阪阿部野橋駅と直結。地下2階から14階には百貨店(あべのハルカス 近鉄本店)が入り、その上には新たに美術館やホテル、展望台とオフィスが入居する複合ビルとなっています。
オープン直後から人気を博しており、現在では大阪の新名所として連日多くの人が訪れていますよ。
3階分すべてが展望台!最上階の展望台「ハルカス300」へ
あべのハルカスの最上階には展望台「ハルカス300」が設けられました。58階から60階まで3階分すべてが展望スペースとなり、地上約300メートルの高さから大阪の街を360度見渡すことができます。「ハルカス300」へは、あべのハルカス近鉄本店の2階より専用エレベーター「ハルカスシャトル」で16階に上がり、入場手続きの後、最上階の60階まで展望台エレベーターで上がります。
日時指定の入場券は、当日券より500円高くなりますがインターネット等で事前に購入可能(注意:購入期限あり)。当日券は16階のカウンターで購入可能ですが、展望台エレベーターへの乗車は日時指定の入場券を持つ人が優先となり長時間待たされることがありますので、時間には余裕を持つことをお勧めします。
60階までの展望台エレベーターの乗車時間はわずか50秒ほど。上を見上げるとエレベーターの天井が窓になっていることに驚きます。実はエレベーターのビル側の壁も窓なので、エレベーターが昇るスピードを改めて実感することができますよ。
そして展望台エレベーターの扉が開いた瞬間、目の前に絶景が飛び込んできます。次ページで絶景への扉を開きましょう!