ミクロソリウムを活着させるには?
ミクロソリウムを流木に活着(着生)させる
水草を基質に着生させるには、根を固定させるのに適した、表面のざらついたものが必要になる。やはり、流木や石(溶岩石、etc)などが適している。用意する物
- 流木、もしくは石
- ビニタイ、もしくはテグス糸
※ビニタイがベスト。テグスであれば、4号以上が扱い易い。 - ミクソリウム適量
ビニタイは、アクアリウムショップに専用の商品が販売されている。しかし、100円ショップ、またホームセンターの園芸コーナーでも安価に販売されているので、そちらを活用するのも良いだろう。
必要なものを準備し、流木のアクヌキ、洗浄を済ませておく。ミクロソリウムはポット入りのものを購入したのであれば、ロックウールを丁寧に取り除いておく。枯れた葉なども併せて、取り除く。シダ植物の場合、茎の状態の良否が重要なため、葉よりもこの部分を重視して選択したい。
流木、ミクロソリウムの配置を決める
ビニタイで固定させるので、作業のしやすさも考慮に。
流木にビニタイで固定させる
ミクソロリウムの大きさや、流木の形にも拠るが、概ね2、3箇所を。茎が痛まない程度の力で、ミクロソリウムが動かない程度に固定させれば良い。やがて根が流木に絡みつき、簡単に剥がれなくなる。最初は任意の場所に添えつける、くらいの感覚で良いだろう。
完成
最も美しく見える位置に配したら完成。
環境にも拠るが、1ヶ月程度で流木に着生する。ビニタイは、ミクロソリウムが生長するに従い覆われてしまうので、そのままでも構わない。気になる様であれば、2ヵ月程度して流木に完全に着生した時点で取り除くと良いだろう。
その後のケアは、伸びすぎてバランスの崩れた葉や根のカット。また枯れてしまった部分を取り除く程度で良い。有茎植物と比較して、生長速度が緩やかなことと。その形態から長期に渡って自然な景観を維持できるので、レイアウトアイテムとしてとても重宝する。
【関連記事】