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記事例:「なんで結婚しないの?」に答え続けるのにもう疲れました

無意識のうちに言ってしまいがちなNGワード

前回の記事では離婚に巻き込まれる子どもについて書いてきました。今回は、離婚をする親ではなく周りの人がどう接すればいいのかを紹介したいと思います。

何気なく言ってしまう言葉の中には子どもを傷つけるものもあるので、まさに「NGワード」として憶えておいて損はありません。

片親だと知った瞬間の「ごめんね」

なぜ謝るのか。その理由が理解できない子どもも多い

なぜ謝るのか。その理由が理解できない子どもも多い

親が離婚をした子どもは周りから片親だと見られてしまいます。でも、子どもからすれば片親であってもあまり気にしていないことも多々あるのです。問題は、周りの人の意識です。

たとえば子どもが公園などで遊んでいると、知らない子どもと仲良くなることがあります。それを見た親が、「お父さん、お母さんはどこにいるの?」と聞くこともあると思います。もちろん、子どもの安全を考えてのことなのですが、それに対して「お父さんはいません」と答えると、その瞬間に事情を察知して「あ、ごめんね」と謝る大人がけっこう多いのです。

実はこの行為は子どもからすれば「なぜ謝るの?」と不思議に思ってしまうことです。何も悪いことはしていないのに大人が謝るのだから、理由がよくわからずに混乱してしまいます。幼いうちはまだいいのですが、ある程度の年齢になると同情だと感じるようになり、子どもの心に傷を残すだけの場合も……。

「気の毒に」は大人の勝手な解釈

片親だから気の毒だというのは大人の勝手な解釈だと言えます。離婚をしたほうが幸せになることだって多いし、むしろそのための離婚だったからです。実際に、親が離婚したからこそ子どもが幸せになることも多いのですが、「気の毒にね」と言う周囲の大人がいるのは否めません。

そういう人の中では「離婚=悪」となっているので、どうしても不幸なことだと思えてしまうのは事実でしょう。若い人には少ないのですが、年齢が上がっていくとそういう考えの人が増えてきます。今は離婚は珍しいことではないので、世の中の流れをしっかり知る必要がありそうです。

子どもにとっては「気の毒」と言われてもあまりピンとこない可能性もありますが、場合によっは余計な気遣いになりかねないので注意が必要です。

プレッシャーを与えるだけの「頑張ってね」

片親だから大変なんだろうなと思っている人は、やたら「頑張ってね」と言います。子どもを励ましているつもりなのでしょうけれど、子どもにとっては余計なお世話です。子どもだって精一杯頑張っているのだから、これ以上何を頑張るのか? という話になるからです。

「頑張ってね」という言葉は非常に無難な言葉ではあるのですが、一方でものすごくプレッシャーを与える言葉でもあります。それに片親だから頑張るのではなくて、生きていれば誰だって頑張る瞬間はあることを忘れてはいけません。

生活が大変なんだろうなという思い込み

最後は、言葉ではなく周囲の思い込みについても書いてみようと思います。離婚をすると、これまでの家庭の収入が確保できなくなるので、生活が苦しくなることもあります。これは親と子の貧困として社会的問題になっているのは事実です。

とはいえ、すべての片親の家庭が貧困に陥っているかというとそうでもありません。たとえば夫が浪費家だったりした場合には、離婚をしたからこそ逆に生活が楽になったということもあります。離婚をした後の家庭の形はそれぞれなので、ニュースで取り上げられるものだけを信じ込むのは危険でしょう。

それに加えて、生活が大変そうと思い込んで、「○○ちゃんのウチはお金がないからかわいそう」と子どもに言うのはさらに危険です。子どもはその言葉を信じてしまうので、学校でも友達に言うと思います。そして、それがいじめにつながることもあります。片親の子どものことを思うならば、そっとしておく。これが一番の策なのです。
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