市庁舎前のクリスマスマーケット、クラフトの品々に心温まる
シュテファンから王宮前の道を西へ歩いて14、5分。旧市街地を電車が一周するリング通りに面したラトハウス(市庁舎)のクリスマスマーケットが、盛況だ。
歴史ある市庁舎と前庭をクリスマス色で染めた美しい景色が、大好きだ。
市庁舎広場では、クリスマスマーケットが盛況だが、聖書の一節を表すモニュメントもあり、クリスマスの意味が自然と伝わってくる。
クリスマスマーケットでは、この時期に特有の様々アイテムが陳列され、とても華やかで楽しい空間が広がっている。
木、ガラス、布、金属製のクリスマスアイテムを見て回るだけでもワクワク。その一つ一つが、手作りのクラフトの品々だから、心温まる。
「あっ、可愛い天使がぁ!」……そんなクラフト品に目移り押しながらそぞろ歩きが、いい。
木彫りの人形には、ウ~~ンと見入ってしまう。
とても上品な陶器の天使を見つけた。クリスマスツリーのオーナメントだが、窓辺やデスクの上に飾っても素敵だなぁ………と。
年末の慌ただしい時節、長い営みの中で、信仰や習慣に育まれたクリスマスの宴。
シュテファン大寺院の中で見た「時と信仰を紡ぐ」椅子の風景。
そして、クリスマスマーケットで人々の「心温める」手作りのクラフトの風景……それぞれが織り重なって一つの風景に見えるのもこの街、この時節、ウィーンの街のクリスマス特有の風景が、ここにある。
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