2017年スギ花粉飛散予想

スギ花粉

西日本で多く、東日本で少ないと予想されています

毎年恒例スギ・ヒノキ花粉の飛散予想。2017年の花粉飛散量はどうでしょうか?

結論からご紹介すると、2017年の花粉飛散量は、西日本と東日本で全く異なる傾向を示しています。2016年と比較して、東日本では少なく、西日本では多い、と予測されています。例年と比べても東日本は少なく、西日本で多いようです。

2017年のスギ花粉の飛散量は、前年2016年の夏の天候とスギ花粉飛散量などを総合的に判断して予想されます。2016年に東日本と西日本で異なるスギ花粉飛散状況がありましたので、今年も東日本と西日本では異なる状況になることが予想されています。

地域ごとに見てみると、前年比で50%程度と少ない地域から、2.7倍の地域まであります。例年比で30%と低い地域から130%と多い地域があるようです。
  • 北海道:スギ・ヒノキはありません(シラカンバはありますが、前年より少なく、例年より非常に少ない)
  • 東北:前年の約50%で、例年よりやや少ない
  • 関東:前年の約70%で、例年よりやや少ない
  • 甲信:前年の約70%で、例年よりやや少ない
  • 北陸:前年より約140%で、例年並み
  • 東海:前年の約160%で、例年並み
  • 近畿:前年の約360%で、例年よりやや多い
  • 中国:前年の約170%で、例年より並み
  • 四国:前年の約260%で、例年よりやや多い
  • 九州:前年の約270%で、例年よりやや多い
地域差はありますが、前年と比較すると、東日本では少なく、西日本ではかなり多く、例年と比較すると、東日本ではやや少なく、西日本ではやや多いと予想されています。

最近の予想では、例年の1.2倍、昨年より4.4倍(ウェザーニュースより)とも言われています(2017年1月30日)。

この予想の根拠にある2016年の夏の気候を見てみましょう。

2017年スギ花粉飛散量に影響する2016年夏の気候は?

スギの発育は夏の気候条件である最高気温・日照時間・降水量の影響を受けます。気温が高く、日照時間が多く、雨が少ないと、スギ花粉飛散数が多くなります。

花粉飛散が多かった翌年の飛散量が少なくなる年を「裏年」、少なかった年の翌年に多くなる年を「表年」と言います。毎年交互になっていますが、2016年は、西日本で2015年に前年より少なく、2016年も前年より少なかったですし、東日本で2015年に前年より多く、2016年も前年より多かったです。つまり、最近は、表年、裏年での予想が難しくなっています。

すると、今年も気になるのが、2016年の夏の気候です。

気温は、北日本は平年並みでしたが、東・西日本ともに高くなっています。日照時間は、関東地方、中国地方は平年並みで、それ以外は多くなっていました。降水量ですが、北海道は、前線、低気圧、台風の影響を受け非常に多くなっておりますが、それ以外は、平年並み程度です。

つまり、2016年の夏の気候で判断すると、スギ花粉は東日本で少なく、西日本で多くなる傾向にありました。

次のページでは、「2017年の花粉症におすすめの対策方法」を説明します。