目指せ、発酵食美人!一汁一菜に一糀でお腹の中からキレイに健康に
“一汁一菜に一糀”。ヤマト醤油味噌が掲げるブランドコンセプトです。主食以外の一汁(汁物)一菜(御菜)を味噌や醤油、塩糀などの発酵調味料で味付けし、活きた「酵素」を毎日の食事に摂り入れて健康美人になることを目指しています。金沢港に面した広大な本社敷地内にある体験型製造直売所「ヤマト糀パーク」では、工場見学(年2回、予約制)や糀を使った料理教室(月1開催)、米糀を加えた温かい足湯ならぬ手湯など、糀について実際に見て、触れて、楽しめる様々な工夫が凝らされていますが、中でもおすすめなのが各日30人限定の発酵食美人ランチ(1,500円、要予約)をいただける発酵食美人食堂!
ノンアルコール・ノンシュガーの食前玄米甘酒、季節の料理7品~9品、寝かせ玄米ご飯、季節のお味噌汁、糀・甘酒を使ったデザート、水出しコーヒー or 棒茶がセットになった豪華ランチで、見た目もおしゃれな上にとってもヘルシー。もちろん味も◎です。
予約不要の塩糀カレーランチ(1,000円)もありますが、何はともあれまずは発酵食美人ランチをご賞味あれ。発酵食の美味しさにほっぺたが落ちること必至ですよ!
■発酵食美人食堂
住所:〒920-0331 金沢市大野町4丁目イ170
TEL:076-266-8500
営業時間:11:30~16:00
定休日:火曜日、水曜日、年末年始
エレキテルの模型にゼンマイ仕掛けの玩具、時を忘れて楽しめるからくり館
平成8年(1996年)、幕末の発明家・大野弁吉の業績を記念して建てられた石川県金沢港大野からくり記念館。広い館内には弁吉の発明品や資料を中心に、茶運び人形でお馴染みのからくり人形、エレキテルの復元模型、お祭りや縁日で人気だった覗きからくり、ブリキやゼンマイ仕掛けの玩具、オルゴール、和時計などが所狭しと展示・紹介。
当時としては最先端の科学技術を駆使した弁吉の発明品は、東芝の創業者で「からくり儀右衛門」と呼ばれた田中久重の技術に匹敵するほどで、からくり人形やエレキテルのほか、望遠鏡、写真機、ライター、ピストルに至るまで自作していたとか。
加賀の平賀源内と称された弁吉は元々京都の生まれですが、長崎で理化学、医学、天文、鉱山、写真、航海学を修めた後、結婚を機に奥さんの実家がある石川郡大野村(金沢市大野町)に移住、先に紹介した銭屋五兵衛とも交流がありました。
来館者が自由にからくりで遊べる体験コーナーや子供からくり体験棟もあり、シンプルだからこそ柔軟な発想が求められる立体パズルの数々は難問揃い。夢中になって解いているうちにあっという間に時間が経つので、時間をたっぷり取って訪れてくださいね。
■石川県金沢港大野からくり記念館
住所:〒920-0331 金沢市大野町4丁目甲2-29
TEL:076-266-1311
開館時間:9:00~17:00
休館日:水曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日
観覧料:大人300円 / 小中高校生200円