センター試験対策には追試を必ずやっておこう

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あれこれ買って本当にできるのだろうか?

今年まであった旧課程への配慮がほぼ終わり、次年度から完全に新課程用の試験が始まる。特に数学、理科の分野での変更点が多い。ただ現役生は、新課程なのでまったく問題ない。また対策としては、2015年度の問題でおおよその傾向がつかめるだろう。来年度では大きな変更点はないだろうと言われている理由の一つとして大学入試センターが新傾向に関するサンプル問題を各高校に配布していないという点もある。このような場合、おおよそ前年度の傾向が踏襲されることになる。もし大きな変更があれば、サンプル問題が配付されるという慣例があるからだ。

またこれは一部では知られていることだが、その年度の追試が翌年の新傾向の問題を含んでいることがある。必ずそうというわけではないが、やっておいて損はない。だから、2014年と2015年度の追試をどの教科も必ずやっておいて欲しい。2014年度の英語の追試では、2015年度の変更点になった新しい形式の並び替え問題がすでに同じ形で出題されていた。

2015年度の英語の本試験では、若干の変更点があった。それは第5問のイラスト問題がなくなり、メールの内容を読み取る問題になっていたことだ。ところが、追試では、それが物語になっている。ただ、内容を読み取る問題には違いないので、多少形式が変わっていても慌てないことが大切だろう。
次ぎに数学の追試と本試験の相違点を見てみよう。

センター数学ではこの範囲もやっていこう

以下は友人の数学の担当者に聞いた2015年のセンター試験の本試験と追試に見られる相違点である。直前にはその相違点の分野を特に復習しておいてもらいたい。

1A
  • 第3問のデータ分析について、最近の具体的なデータ(2014年日本自動車工業会、2013年総務省統計局「人口推計」)が問題に使用されている。今後も新しいデータを使った問題が出題されそうだ。
2B
  • 第2問の図形と式について、本試験には見られない「相加平均・相乗平均の大小関係」に関する問題がみられた。
  • 第3問の数列に、絶対値の入った「漸化式」が出題されている。
  • 第3問の数列に、2014年に本試験で出題された新傾向問題(数学的帰納法)が2015年の追試験にも出題されている。
  • 本試験では見られない「ベクトル方程式」が出題されている。
試験が終わるまでは、まだまだできることは多い。諦めないで、できることとできないことをしっかり分けて、できることからやっていくことが大切。また今までやった参考書を繰り返し反復して定着させることも自信をつけることにつながる。この時期になると自信がない受験生ほど新しく参考書や問題集を買ってしまう。新しい参考書や問題集を買う前に、それをしっかりと自分のものにするためにどれくらいの時間がかかるか考えてみよう。残りの短い時間で自分が使いこなせるようになるかを考えてみれば、買うかどうかの答えは自ずと出るだろう。

また本番までに食事と睡眠も適切にとり体調を整え、風邪などにかからないように注意しよう。体調不良の場合には、早めにかかりつけのお医者さんに相談し、インフルエンザの予防注射ももちろん必須。体調万全の状態で実際の試験会場に望めるようにしておくのも受験対策の一つだ。

特に大切なのは、最後まで諦めないで入試に望むことだ。すべてが終わるまでは、入試は終わらない。諦めればその時点で終わってしまう。
皆さんの健闘を祈ります。
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