訪日外国人観光客やファミリーもターゲット?
近ごろ問題となっているホテル難民問題。訪日外国人客の増加でホテルの稼働が上昇、料金も高止まりで、一般のホテル予約が困難になっています。そのような中で、新法営業ホテルは訪日外国人客やビジネス客など、それこそ従来のターゲット以外も視野に入れ、進化を遂げています。18歳未満でも利用できるのも、新法営業ホテルだからこそでしょう。
ケバケバした淫靡なイメージがなく、入退出も自由で、さらにはレストランで食事を楽しめるとなれば、落ち着いたホテルステイの機能性は高くなります。ホテルカテゴリーのボーダーレス化とも言えるかもしれません。1点疑問なのは、レジャーホテルの客室に常備されている避妊具などの扱いをどうするか。これは、カップル以外が利用する場合は撤去、テレビのアダルトチャンネルも停止するなどの対応がとられるとのことです。
ホテルはハード・ソフト・ヒューマンといわれますが、これまで「ヒューマン」つまり、接客がなかったレジャーホテルでは、客室のハードやアメニティなどに力が入れられてきました。ここにきてにわかにヒューマンも注入し、注目されるレジャーホテルが増えています。秀逸な客室のハードやアメニティに加え、気の利いた人的サービスが加われば、ある意味で最強といえます。
今後もホテルカテゴリーのボーダレス化は更に進んでいくことでしょう。
追って、秀逸なレジャーホテルの紹介もしていきますのでこうご期待!
※本記事の執筆に際しては、業界専門誌である季刊レジャーホテル(綜合ユニコム) 金江広編集長のご協力を賜りました。