・黒毛和牛 赤ワインソース
黒毛和牛 赤ワインソース
ランチコースでは通常の肉料理の他に、+2500円の追加料理金で、「黒毛和牛」を選択できます。尚、上写真は佐々木シェフ作り出されるソースが堪能できる「黒毛和牛(赤ワインソース)」のほう。見た目のシズル感はもちろん、濃密なソースが食欲を刺激してくるかのようです。
また、大阪や兵庫から取り寄せた有機野菜達も素材味が濃く、素晴らしい品質の高さ。肉料理に負けない存在感でした。こういった優れた野菜を仕入れるのもシェフの実力の内ですね。
・チョコレートのムースとカラメル風味のガナッシュ、カシスのシャーベットを添えて
チョコレートのムースとカラメル風味のガナッシュ、カシスのシャーベットを添えて
デセールも2種類から選択できますが、こちらは「チョコレートのムースとカラメル風味のガナッシュ」。漆黒に映える光沢のあるムースに、しっかりと焼き上げられた生地、そして風味高さと甘味の渾然一体感。カシスのシャーベットの甘酸味との相性も定番だけあり、食べていて嬉しくなってくるようなマリアージュでした。
・コーヒーまたは紅茶、アンフュジョン
食後のコーヒー。
食後はコーヒー、紅茶、アンフュジョンから選べます。コーヒーは有機ですし、紅茶は「マリアージュ フレール」と、食後ティのラインナップもさすがです。
また、この後には「シャリオ(ワゴン)」でのミニャルディーズのサービスがあるのですが、フロマージュも同じくシャリオで登場と、グランドメゾンならではのサービスが嬉しいですね。
クラシカルとモダンの間に
8名までの個室もあります。
佐々木シェフがこだわりを持って懐かしむのは1970~80年代のグランドメゾンに漂っていた空気・雰囲気。大阪の「ル・ランデヴー」、「ローズ・ルーム」、神戸の「アラン・シャペル」などが、当時としては夢のような料理とサーヴィスを誇っていた時代をご存じの方ならお解りでしょう。佐々木シェフは「ベースはリヨン料理や古典料理」とおっしゃるように伝統をしっかり踏まえた基礎力をベースにしつつ、新しい技法の良いところも取り入れて進化させた料理を、当時を彷彿とさせる雰囲気の中で提供し、「1970~80年代フランス料理を堪能した」という満足感を五感で味わって帰っていただきたい、と夢を語られます。
大阪の歴史地区に近い交通至便の場所に、大阪では久しぶりとなるグランドメゾンの誕生。かつて古き佳き時代のレストラン文化の洗礼を受けて、その感動をもう一度味わいたい方々、そして新たに味わいたい若い方々も、少しばかり襟を正してドレスアップし、ハレの日に訪れたいレストランの誕生です。
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・店名: プレスキル
・所在地:大阪市中央区今橋4-1-1 淀屋橋odona(オドナ)2F
・アクセス:大阪市営地下鉄「淀屋橋駅」10番出口直結
・地図:
Yahoo!地図
・TEL:06-7506-9147
・営業時間:11:30~14:00(LO)、17:30~21:00(LO)
・定休日:不定休(12月31日と1月1日は休業)