2016年（申年）版 年賀状作成ソフトの選び方(3ページ目)

－－－楽々はがき 2016－－－
充実した申年用、歴史・国宝テンプレートで高級路線を堅持

一太郎でおなじみのジャストシステムの年賀状作成ソフトが「楽々はがき」です。楽々はがきの特長は、高級路線（硬派路線？）を貫いていること。提供されているテンプレートやイラストも「和」のテイストを持ったものが多く、高級感が漂っています。画面デザインも、デザイナーがしっかり作り込んでいる印象で、このあたりは、さすが、長年、ベストセラーの一太郎を作ってきたジャスシステムだなぁ、と感心します。

最新版の楽々はがき 2016も、この路線は堅持。申年用のテンプレートが充実しているのはもちろんですが、歴史・国宝テンプレートにも要注目です。聖徳太子や吉田松陰などの歴史上の人物だけでなく、薩長同盟が締結された場面、鹿鳴館のダンスシーンなど、歴史好きにはたまらないテンプレートが用意されています。歴史・国宝テンプレートの内容は、こちらを参照してください。

機能面では、住所録機能で「おめでた」「およろこび」「おくやみ」等の慶弔設定が可能になりました。相手が結婚した場合、子供が生まれた場合、亡くなった場合などに合わせて情報を管理できて、家族構成に合わせてアイコンが変化するなど、きめ細やかな住所管理が可能になっています。

一太郎をはじめとするジャストシステム製品を活用している方はもちろんですが、他とはちょっと違う高級な年賀状作成ソフトを使ってみたい方にもおすすめです。



＞4本目は富士ソフトの筆ぐるめ Ver.23です。