神戸の観光・旅行

神戸で食べる「明石焼き」、おすすめのお店はここ!(2ページ目)

神戸観光で人気のお手軽グルメ「明石焼き」。明石のお店ともひと味違う、昔ながらの神戸らしい「明石焼き」が食べられるおすすめ名店「たちばな」と「よつばや」をご紹介します。

成田 理絵子

執筆者:成田 理絵子

神戸ガイド

「よつばや」目当てに、新開地へ行こう!

観光のメインの三宮・元町エリアからは少しはずれますが、「明石焼き」を、串カツやおでんとともに楽しむなら、こちら。新開地駅東口改札直結の地下にある「よつばや」です。その昔は、「おやつセンター」という名前で営業されてた、というと、「あっ!」という神戸っ子も多いのでは? そうそう、あの「おやつセンター」は、震災を乗り越え、今は「よつばや」として営業を続けているんです。

よつばやカウンター

たこ焼き、串カツ、おでん、ピロシキ・・すべて店内で食べるのも、お持ち帰りもOK。


新開地は戦前は関西一の歓楽街、最近では神戸・下町再発見番組などでとりあげられるエリアです。最初に紹介した「たちばな」も、もとは新開地にお店がありました。三宮から電車で10分。駅直結ですので、アクセスは良いです。

夜は”一杯やっていく”おじさん達も多いエリアですが、よつばやはラストオーダーが19時、お店は20時までです。その分、女性も入りやすく、昼間はOLさんも見かけます。

よつばやのカウンター

店内にはテーブル席とカウンター席があります。


メニュー

こんなメニューラインナップ。一杯飲みたくなってきます。


こちらのだしはやや濃い目の味で、瓶で頼むビールやオレンジジュースとの相性度大。そして、ここのたこ焼きには、お好み焼きやさんにあるような「ソース刷毛」つきソースも用意されています。明石とは違う神戸独自の食べ方のひとつに、ソースをつけたたこ焼きを、さらにおだしにつけて食べるスタイルがあります。他の地域から「神戸食べ」なんて言われたりもしてるそうですが、この神戸食べには分量を微妙に調整できるソース刷毛が便利!

明石焼きアップ

こちらの台は、赤。明石焼き一人前616円。


神戸食べ

ちょっとソースをつける「神戸食べ」。家のソースだと濃すぎるので、お店で体験するべし。


くれぐれもソースのつけすぎにはご注意ください。大阪たこ焼き風に、たっぷりつけると、おだしが台無しです。上品に刷毛でちょんちょんとソースをつけるくらいが、良いかと思います。よつばやの濃い目のだしはソースともよく合います。私は、最初の「だしだけ」「ソースだけ」「ソース+だし」の3パターンを台の上で作り分けて、味のバリエーションを愉しんでおります。

あと、こちらではおでん、串揚げとともに、ピロシキも昔からの名物。神戸ではピロシキを扱うお店が多くて、ハイカラおやつとして、たこ焼き(明石焼き)とともに愛されてきました。どれもお持ち帰りができますので、ちょっと足をのばしてみてください。

ピロシキ

ピロシキという名前にも、時代のロマンを感じます。子供の頃、お土産によくもらってました。


<DATA>
■よつばや
住所:神戸市兵庫区新開地2丁目3
電話番号:078-575-3559
営業時間:10:30~20:00
定休日:第3火
アクセス:メトロこうべ新開地内 
阪急・阪神・神戸電鉄「新開地」2・6・7・8出口方向
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