他のメンバーがコミユニケーションのネタの場合

喜んでいる様子

自分ゴトにすることが最も大切な要素

具体的には、自社の他のメンバーが頑張っている状態をコミュニケーションのネタとする、というものです。先に記したのは、目の前の人と他社の事例を結び付け、その事例のようになれることでモチベーションを上げようとするものです。

今回のパターンは、目の前の人をそのような状態にしようとはしないものです。ただ、狙いとしては、他者の事例をネタとすることで、ポジティブな危機感、刺激を与え、奮起のモチベーション、「私も頑張らないと」、という気持ちを喚起することを目的とするものです。

この場合は、取り上げる他者事例が、目の前の人と同じ属性の方が効果があります。あまりにかけ離れた事例ですと、「ふーん、凄いね、その人」で終わってしまいます。同年代、同職種、同一部署、等々、極力身近な事例が良いでしょう。あるターゲットを奮起させたいのであれば、そのターゲットそのものを事例として使うのです。

身近な事例であっても、あまりにも凄すぎる事例は引かれてしまうかもしれないので、ハードルの低い事例が良いかもしれません。ただ、相手によっては、それでは奮起しないケースもありますから、先と同様に、目の前の人のモチベーションのツボを日ごろから押さえておくことをお勧めします。

自社がコミュニケーションのネタの場合

具体的には、顧客や他の会社の人に会社を褒められたり認められたりしたネタを使うパターンです。あるいは、コミユニケーションの途上で、自社の良さに気付いた時なども該当します。

組織にとっては、所属するメンバーが所属する組織に誇りを持ち、組織の成果のために働いてもらうことが最も望まし状態です。この状態を目指すことがこのパターンです。他で耳にした、顧客や全くの第三者による自社への称賛。このネタは日ごろから収集しておき、仕事への意欲が減退している人に積極的に伝えると良いでしょう。

一対一のコミユニケーションではありませんが、ある食品加工会社では、顧客からのサンキューレターを、大量にコピーして、それを自社の工場の食堂やリフレッシュルームに掲示しています。日ごろ、顧客と直接接点のない工場勤務者は、自分たちが製造している商品が本当に喜ばれているのかを実感する機会がなく、このサンキューレターにより、大変モチベーションが高まるそうです。

これは先に記した2のパターンの進化系です。上司や同僚ではなく、顧客に喜ばれていることを知ることによりモチベーションが上がるパターンです。ある意味、自分たちが目指している顧客満足が実現されている状態を知ることが、企業組織のメンバーにとっては最大の喜びであり、目指しているものが実現できているという、自信にも繋がるのでしょう。




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