今回はプロデューサー巻きのアレンジテクニックを3つご紹介します。
アレンジ1:薄手ニットで、アシメントリー巻き
カジュアルなシーンやプライベートなシーンでは、プロデューサー巻きもちょっとリラックスした、抜け感のある巻き方にしたいものです。そんな場合、きちんと巻いたプロデューサー巻きを左右どちらかに、ずらしてみましょう。左右対称ではなく、アシメントリーに巻くのです。そうするだけで、お洒落感とリラックスな印象をつくることができます。【Before】ふつうの左右対称のプロデューサー巻き
普通にプロデューサー巻きをするとこのようになります。
【After】右肩にかかるようにズラして左右非対称に
左右対称にするのではなく、あえてずらす!
アレンジ2:厚手ニットでスヌード巻き
次にご紹介するのは、厚手のニットのプロデューサー巻きです。本来、プロデューサー巻きに適しているのはシルクウールのような素材のニットで、少し柔らく滑らかなモノが巻きやすく、巻いたときもきれいに見えるものです。しかし、ニットのボリュームを活かした巻き方をすれば、厚手のニットでもお洒落なプロデューサー巻きができるのです。
1.袖の先をロールアップする
厚手のセーターでプロデューサー巻きをします。セーターの袖を折り返してニュアンスをプラス。
2.ニットを肩にかける
セーターを背中に羽織るようにして、肩から袖を垂らし、胸元で一回かるく結びます。
3.ニットの袖部分をボリュームアップ
袖をひと結びしてから、襟を立てるように首回り部分のセーターを引き上げ、ボリュームを持たせます。
4.完成
ウールのセーターのボリューム感を活かしてふんわりとストールのようなニュアンスに形を整えます。