CMで見た「結婚相談所」なら安心……って本当?
昨年の11月から規制緩和があり、今秋から特にあらゆる結婚相談所や結婚情報サービスがテレビCMで流れるようになり、あらゆる企業が結婚相談業をはじめています。今や全国に結婚相談所は約4000社あるといわれており、婚活に関するドラマやテレビ番組、イベントなども増えつつある昨今、この「結婚相談所」という業界自体が大きく盛り上がっていることは、みなさんもどこかで感じているはずです。CM解禁は追い風
結婚相談所のテレビCMが2014年11月に解禁された。日本民間放送連盟の放送基準が、条件緩和されたのだ。
出典:ダイヤモンドオンライン「平均成婚率はわずか10%?シニアのための結婚相談所の“新常識”」
結婚相談所のサービス内容をご存じない方にお伝えしますと、入会後に、写真やプロフィールを登録し、お見合い、交際を経て、成婚退会を目指すというものです。しかし、結婚相談所選びを間違えてしまうと、結婚どころか、その前のお見合いにすら進めません! お金をボチャっとドブに自ら投げ捨てたも同然になってしまうのです。
でも、その結婚相談所を選んだのは、あなたです!
目利きがなかったのは、紛れもなく、あなたなんです。
結婚相談所を恨んでも時間は巻き戻せませんし、情報や知識で裏づけされた自分なりの判断基準を持って活動すべきだったと言わざるを得ません。
では今、結婚相談所へ入会している読者さんに質問です。
「年間でどれくらいお見合いまで話を進めていますか?」
「何名の方と今、交際していますか?」
「そして、真剣交際に突入できそうですか?」
……これらの質問に、あなたは自信を持って答えられますか?
今回は選ぶべき相談所の要点を、ガイドの相談所の元会員さんの実例を交えてお話していきます。
「お見合いに発展しない」……名古屋在住のAさん(37歳・女性)
会員登録からお見合いに発展するにはあることを心がける必要があります。
実は彼女、マリーミーに入会する直前まで、既に他の結婚相談所で活動したのですが、“なかなかお見合いにつながらない”としびれを切らして私のところに来たというのです。
「前のところに登録してから、どれくらいお見合いをしていたのか?」と尋ねたら、彼女は「1年間で3人です」と答えました。
ビックリしました? 1年で3人。少ないでしょ?
世の中の婚活事情を知っている私としては、「まぁ、だいたいそんなもんだろう」と思っていたので、大してビックリしませんでしたけどね。だって、世の中、本当にそんなもんなんですよ。「わざわざお金を払って会員登録して、1年に3人にしか会えないなんて意味あるの?」って思いません? 結婚相談所に入会しているのにも関わらず、お見合いにつながらないって言うのは、結婚相談所の存在意義がありませんよね。なのに、なぜそんな低い数値が出ているのか分かりますか? こんなの非常に簡単に解決できちゃう些細な問題なのに、意外と気づかないポイントなんです。
第一印象という「オーディション」を通過せよ!
第一印象は6秒で決まるオーディション…ってどういうこと?
重要なのは、プロフィール写真に命を注いでいるかどうか?
これこそが、結婚相談所を選ぶ基準の第一段階になります。
プロフィールの写真はお見合いに至るまでの一番最初の取っ掛かり。「この人に会ってみたい! 話してみたい!」って思う最初の取っ掛かりは、顔であり、写真なんですよ。「私はメンクイじゃないし、中身を見てますから…」なんて思ったあなた、魔法使いかなにかかしら~? 顔を見ずに中身だけ見てお見合いなんてできませんよ。「じゃあ、この人!」と決めた瞬間、あなたはどこを見たわけ?
いいですか? 人間の第一印象は「たった6秒」で決まってしまいます!
私だったら、そんじょそこらの写真屋で撮ったものだったり、家で自撮りしたり、スナップ写真を切り抜いたような意味のわからない写真なんて、絶対にプロフィールに使用させるわけがないと言うことです!
プロの結婚相談所に登録するからには、プロの手で変身しなければ意味がない!
写真しか判断材料にならないということは、視覚的情報が100%と言うこと。魔法使いを気取って、テレパシーをしている場合ではありません、現実を知りましょう! そうしなければ、4000社もある他の結婚相談所の会員に引けをとってしまうのはもちろん、たった数秒の第一印象による判断であなたの本当の魅力を知られずに終わってしまうのです。
例の名古屋からきたAさんは、わざわざ名古屋から東京まで、写真を撮りにきました。その結果、入会初月のお見合い人数はなんと12 人! 以前は「1年で3人」だったのが、「1か月で12人」よ!? ほんとに今までの時間はなんだったのかしらね? なんてもったいない!
>>婚活アドバイザーのアドバイスの仕方にも判断基準が隠れています!