まずは口ぐせで自己チェック!

自分はやり過ぎなのか、はたまた、やらなさ過ぎなのか……? 渦中にいる自分には意外と見えにくいもの。判断の目安として、

■「かわいそうに」「大丈夫?」が口癖のママ
⇒やらなさ過ぎということはありません。適切~やり過ぎの範囲にいます。

■「そんなこともできないの!」「それくらい自分でやりなさい」が口癖のママ
⇒やり過ぎということはありません。適切~やらなさ過ぎの範囲にいます。

 

過保護、放任に共通する問題点にゴールデンルールのヒントが!

一見すると、相反するように見える「過保護」と「放任」。しかし、実は、どちらにも共通する問題点があります。まずはそのヒントとなる、心理学の有名な話をお読みください。

「ある日、釣り人が釣りを終えて帰り道を歩いていると、道に一人の男が座っていて、こう言った。『すみません、食べるものがなくて、困っています…』 釣り人は、自分のバケツの中の魚ではなく、持っていた釣ざおを渡し、自分が釣りをしていた場所とその方法を教えた」

ここで質問です。この話にはあるのに、やり過ぎ育児、やらなさ過ぎ育児には欠けているものとは何でしょうか?

それは、「相手にやり方を伝えているか」という点です。

この話に出てきた賢明な釣り人は、自分が釣った魚をその男の人にあげるのではなく、釣りの仕方を教えてあげました。魚をあげれば、すぐに飢えはしのげますが、翌日になればまた同じ飢えがやってきてしまいます。本当にその人に必要なのは、どう生き延びるかという方法です。その場だけの解決策よりも、自己解決できる策を教えることが救いの手となるのですね。

育児でいうなら、
  • ジュースを注ぐ
  • キャップを開ける
  • 着替えをする
のように、練習を重ねることでマスターしていくような行動は、ママが、
  • ジュースを注いであげる
  • キャップを開けてあげる
  • 着替えさせてあげる
のではなく、年齢に応じたやり方を教えてあげるという意識が非常に大切です。ママがやってあげた方がずっと早いですが、時間をかけてでもやり方を教えてあげることに価値があります。達成感を積み重ねることで、子供の自己効力感が高まり、自信へとつながっていきます。

子育てにおいて、親が子供に伝えるべきものとは、生きる術(すべ)です。
  • 過保護でやってあげるのも×
  • 放任でやり方を教えないのも×
というわけです。もし、「どこまでやってあげたらいいのか分からない」と迷ったら、ぜひ、この賢明な釣り人の話を思い出してみてください。やり方を教える育児なら過剰になることはなりません。

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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。