エーハイム 水中フィルター2006 |
最近テトラ社と提携を解消した同社は、様々なアイテムをリリースし精力的に新製品の開発を手掛けている。オリジナルのガラス水槽も幾つかリリースされ、フィルターと一緒にスターティングセット的にバンドルされた商品も数多い。
単体でも発売されるが、同社の30×30×25cmのガラス水槽とセットでも売られている。しかし、正直なところ、20Lの水量には能力的に不満が残る。例えば、ベタを1匹とネオンテトラを数匹飼うのであれば問題も無いが、実際には殆どのアクアリストがもっと多くの魚を入れるだろう。また、小型水槽には、幾ら小さなサイズとはいえ、水槽内部に設置するタイプは美観を損ねる。しかもろ過能力が低いときたら、全く使い物にならない。
一部の水草レイアウトが主体のスタイルであれば、ろ過能力はさほど重要視されないので、小型水槽ではそういったスタイルでの使用しかお勧めしない。
では、どのような使用がベストだろうか…? 態々レビューとして載せるのだから、それなりに納得のいく商品でもある。
外部フィルターのパイオニア的存在の同社からリリースされるだけあり、\1,600(メーカー希望小売価格)とは言え、細部の作りには納得がいく。流石、職人の国「ドイツ」のメーカーだけある。国内メーカーから発売される器具類と比較し、細部にまで拘った作りだ。
さて、どの様な用途に適したフィルターと言えるだろうか。