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西表島人気No.1!ピナイサーラの滝ツアーの魅力(2ページ目)

西表島に遊びに行くとしたら、まず何をしたいと思いますか? きっと多くの人が即座にジャングルのマングローブでカヤックを漕いだり、ジャングルの滝を目指すトレッキングを思い浮かべるのではないでしょうか? 今回は、西表島らしさを満喫できる人気の定番ツアー「ピナイサーラの滝ツアー」について詳しくご紹介したいと思います。

小林 繭

執筆者:小林 繭

沖縄ガイド


上から、下から、マイナスイオンの滝を楽しむ!

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滝壺から眺めたピナイサーラの滝。水量はその時によって異なります


さて、絶景を眺めながらランチを楽しんだあとは、滝壺へと下るトレッキング再開です。さっきまで上から眺めた滝を今度は下から見上げるというわけです。ピナイサーラの滝の落差は55m。沖縄県最大の落差を誇る滝の大迫力を間近で体感できるポイントです。

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下から眺めた滝。水量が多いときはかなりの迫力です

夏はこの滝壺で泳ぐのも楽しみのひとつで、マイナスイオンにつつまれながらトレッキングで火照った身体をクールダウン。

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夏のツアーではぜひ体験して欲しい、憧れの滝壺スイム!

本州では、滝というとその流れ落ちる水を正面から眺める名所というイメージですが、ここ西表島では上から見たり下から見たり、そして滝を流れる清流そのものに身を浸す場所なのですね。
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水際で葉を休めるトンボの姿

滝壺で休憩した後は、またカヤックを漕いで来た川を帰るのですが、参加した人はみんな行きは知らなかった鳥や植物の名前などいくつか覚えて言えるようになっているはず。植物や生き物の名前を覚えるのが楽しいことだと教えてくれるツアーでもあり、大人も子供も西表島がどれだけ自然の恵み豊かな島かを体感する1日となるのではないでしょうか。


ワンポイントアドバイス、服装・準備について


基本的に川や滝を行くツアーなので、濡れてもよい服装で行きましょう。夏は水着を着用した上から、日焼け対策としてラッシュガードなどの上着を身につけ、滝壺で泳がない季節でも思わぬところで濡れることがあるので、乾きやすい素材の服を選ぶとよいでしょう。

また山道を歩くので体調や天候に合わせて脱ぎ着が楽な上着がおすすめ。また、夏に限らず天気が良いときには日焼け止め、帽子、サングラスなど日除け対策グッズもお忘れなく。虫刺されが気になる人は極力肌を出さないよう長袖&長ズボンで。ツアーでは水に濡れてもいいように防水用の袋を貸してくれますが、荷物は必要最低限にしたほうが楽です。じゅうぶんな飲み水の用意はお忘れなく(目安として500mlペットボトルをひとり二本)。

水陸両用の靴は貸してもらえるので特に用意する必要はありません。ツアー終了後、石垣島まで帰る人やシャワーを浴びたい人は着替えの準備もしておきましょう。


■取材協力
西表島カヌーツアー風車
四季折々の西表の山々をカヌーとトレッキングガイドで紹介してくれます。雄大でダイナミックなジャングルの大自然をフィールドに、ツアー参加者が安全にそして最大限に西表島の魅力と触れることができるようサポート。自然や山に精通した頼りになるガイドのみなさんが笑顔で迎えてくれますよ!
沖縄県八重山郡竹富町上原870-60
TEL:0980-85-6441(10:00~20:00)


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