プレーヤーファーストは両リーグの最終シーズンから
振り返ると日本のバスケットボール界にとって今年の夏は活発な夏だったと言えるのではないでしょうか。タスクフォース川淵チェアマンのリーダーシップのもとFIBAによる制裁解除が果たされると、約1ヶ月後には日本代表女子がアジアの頂点に立ち、見事に3大会ぶりとなるリオ五輪の切符を掴みました。japan
その証拠に今年の9月は例年以上に公開、非公開併せた多くのプレシーズン(開幕前の練習試合)がリーグを跨いでスケジュールされ、続々と消化されていきました。
今後リーダーシップは川淵氏から大河チェアマンに引き継がれますが、昨年末の暗雲立ちこめる雰囲気はもう残ってはいません。<関連URL>
今年からWNBAのシアトル・ストームで活躍した女子日本代表の渡嘉敷来夢はWNBAの新人選抜チームに選ばれるなど、残す期待は新たなNBA選手の誕生と国内リーグの本格的な成功でしょう。
新たに誕生したB LEAGUEも走り出してから解決を迫られる事が多々出てくるはずですが、同時に立ち上げから完璧なリーグなど桃源郷でない限りあり得ません。