PR
医療情報・ニュース/健康医療トリビア・豆知識

現役医師が教える! 風邪予防「5つ」の方法(2ページ目)

寒くて乾燥する冬は、風邪やインフルエンが蔓延する季節。ここでは手軽で簡単に実践できる、風邪を予防する5つの方法を紹介していきます。

清益 功浩

執筆者:清益 功浩

医師 / 家庭の医学ガイド

3.正しくマスクをつける

マスク

素材によってウイルスの侵入を防げないものも。マスク選びは慎重に

咳のなかに含まれる痰やツバには、病原体が潜んでいます。この病原体がノドや鼻の粘膜につくことで感染し、咳や発熱などの症状を起こします。

咳をしている人はマスクをして、感染を拡大させない「咳エチケット」の配慮を。予防でノドや鼻からの病原体侵入を防ぐためには、顔のサイズにあったマスクを選んでつけてください。

マスクの素材によって、ウイルス粒子の侵入が防げないものもあります。なかでも「サージカルマスク」「N95」と呼ばれているマスクを選ぶといいでしょう。

4.手洗い・うがいをする

手には多くの病原体が付着しているため、石鹸でしっかりと手を洗い、付着した病原体を洗い流すようにしましょう。手洗いは感染予防の基本。うがいは、口の中を清潔にすることで病原体の侵入および増加対策につながります。

さらに、粘膜は乾燥すると病原体に感染しやすいため、乾燥を防ぐ意味でもうがいは大切なのです。

5.適度に加湿する

乾燥すると、病原体が含まれる飛沫が小さくなって飛ぶ距離が長くなり、感染しやすくなります。さらにノドや鼻の粘膜が乾燥して、炎症を起こしやすくなります。

とはいえ、加湿しすぎるとカビやダニを繁殖させることにもつながるため、50~60%程度の加湿をおすすめします。空気中に含まれる病原体を減らす意味では、空気清浄機なども効果的ですね。

以上、5つの対策を実施して、風邪を引きづらい体になってくださいね。

取材協力:雪印メグミルク株式会社
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※当サイトにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。
免責事項
  • 前のページへ
  • 1
  • 2

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます