ステーショナリー・文房具

リングを外さずファイルできる File-it

リングをいちいち外さなくてもファイルページを付けたり外したりできる便利なアイテム。時短ファイリングツールと言えそうです。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド


書類をファイルした後、中の書類を頻繁に出したり戻したり、また書類の順番を入れ替えることが多いという時に、この「File-it」はきっと便利だ。

テージーundefinedFile-it

テージー「File-it」リフィール 10枚入り。500円+tax



リングを外さずファイルページの付け外しができる

リングを外さずともファイルできる秘密は、綴じ穴にある。この「File-it」リフィールは4穴仕様。そのひとつひとつの穴にはスリットが入っている。ちょうど名刺管理ツールの「ローロデックス」やノートの「ATOMA」のような原理だ。

テージーundefinedFile-it

リフィールの綴じ穴にはスリットが入っている


ただ、スリットの幅は「ローロデックス」や「ATOMA」よりもずっと狭い。しかも、スリットの両サイドにはエンボスのような加工がいくつもあり、強度をアップさせている。

テージーundefinedFile-it

それぞれの綴じ穴とスリットまわりにはエンボス状の加工がされ強度アップに繋がっているようだ

テージーundefinedFile-it

「File-it」リフィールは上から書類を出し入れするポケットタイプ



「File-it」専用のファイルもある

テージーundefinedFile-it

テージー 「File-it」ファイル ブラックとホワイトの2色。各800円+tax


リングを外さなくてもいい「File-it」ということで、専用ファイルはリングがファイルと一体化されていて外せないようになっている。

テージーundefinedFile-it

リングはそもそも外れない完全固定スタイル。本体・リングとも樹脂(PP)製ということで分別廃棄不要というメリットもある。(リングには強化PPが使われている)


あえて、4穴にしているのは、綴じた時に安定感があるからだという。

テージーundefinedFile-it

活用例としては、レシピをファイリグしておいて、料理する時にそのページだけを取り出すといったことができる


外す時は「File-it」リフィールをつまんで紙を破くみたいな感じで斜め手前に引っ張ってやればOK。再び、リフィールをファイルする時も、リングのところにスリットを添えてプチプチと押し込んでいくだけといたって簡単。

テージーundefinedFile-it

このように手前に引っ張るだけでリフィールは簡単に取り外せる


付け外しできるとはいえ、ひとたびファイルしてしまえばページのめくり心地は快適そのもの。


いつもの2穴ファイルにも対応

せっかくのこの便利な機能を専用ファイルだけで使うのはもったいない。そこのところは、ちゃんと考えてくれていて、私たちが日頃よく使っている2穴ファイルでも「File-it」リフィールはちゃんと対応している。4穴のうち中央の2穴がピタリとあう。

テージーundefinedFile-it

日頃私たちがよく使っている2穴ファイルにも綴じられる

テージーundefinedFile-it

もちろん付け外しもOK


「File-it」リフィールは素材がクリアフォルダーのような感じなので、必要な時にそのリフィールだけを取り出して、クリアフォルダーのように携帯するといった使い方もできそうだ。

■関連リンク
*テージー 
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