健康食品、身体への影響を感じなかった人が6割強!?
身体に良さそうと思って始めたけれど……
前出の調査によると、「健康食品・飲料を摂取し始めて、身体に変化はありましたか?」という質問に対し、「かなりあった」と回答した人は、全体でわずか6.0%だったそうです。「あった」という人(29.3%)と合わせると約35%の人が身体に影響を感じていますが、「そこまでなかった」(57.0%)、「全くなかった」(7.7%)など、影響を感じなかった人は65%近くにもなることが分かりました(ネオマーケティング「健康食品に関する調査2014」より)。
健康食品は、医薬品と違って即効性はありませんし、しばらく使い続けて健康の補助とするものなので、影響を感じにくいのだと思いますが、影響を感じなかった人の方が多い、というのは少し驚きました。
健康食品を使い始めたきっかけは?
同調査によると、健康食品・飲料を使い始めた理由の上位3位は、以下のとおりです。1位:効果/効能がよさそうだから:38.0%、
2位:なんとなく効きそうだから:34.2%
3位:企業や商品の宣伝・広告を見て:9.6%
また、摂取している健康食品・飲料の中身・成分について知識や理解があるかどうか、という質問に対しては、「しっかり理解している」が8.6%、「理解している」が45.2%と、半数以上の人が理解している一方、「あまり理解していない」(42.6%)や「全く理解していない」(3.6%)と回答した人も半数近くいることが分かりました。
(いずれも、ネオマーケティング「健康食品に関する調査2014」より)
健康食品も、プチ断捨離! 見極め方は?
食事と運動についても、見直してみよう
前出の調査によると、「自分に合っていないかもしれないが使ってしまっている」という人もいるそうです。目的が分からないままお金もかけ続けるのは、もったいないです。そのような場合は、一度止めてみる、似たような商品を試してみる、という方法をお勧めします。
一方、「バランスの良い食事を意識しながらも、食事で摂りにくい○○の栄養素を補いたい」「美容や健康のためにコラーゲンを摂り続けたい」など、すぐには身体への影響が見えにくくても、納得して継続する場合は、予算を決めて家計管理することをお勧めします。定期購入することで割引価格が適用されたり、インターネットサイト等で今よりも安く買える方法があるかもしれないので、調べてみましょう。
現在、使用中の健康食品がある方は、年間いくらぐらい費用がかかっているか、今のニーズに合っているか、さらに安く買える方法がないかどうか、この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか?
【参考コラム】家計の見直しの4つの着眼点「ECRS」とは?
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