旅行貯金のあこがれのお宝印!
現在、竹之内康雄さんが旅行貯金の楽しみとして着目しているのは、いわゆるお宝印(オタカラ印)です。窓口で貯金する場合、通帳の支払高の欄に局名のゴム印を押すのですが、この局名印に絵やユニークな文字を入れたものがあるのです。公式な発表もないので、正確な数字ではないのですが、竹之内康雄さんは全国に約24,000局ある郵便局のうち約1,000局でお宝印を使用していると推測しています。もはやネタのレベル?本所二郵便局の局名印
お宝印はどこでどんなものが使われているかわからないので、仲間内の情報交換が欠かせませんし、個人ブログやSNS上の情報も有効です。竹之内康雄さんのオススメは、本所二郵便局です。ここは月替わりで思わず笑いを誘うイラスト入りのお宝印を使用していた時期があり、かつては使用期間が終わったお宝印も官製はがきの裏に記念押印してくれるなど、粋な計らいをしてくれていたそうです。悲報!本所二郵便局の局名印の最期?
しかし、本所二郵便局の大判なイラスト入り局名印は2006年11月分で突然終わってしまいました。実は2006年11月20日付の本社貯金本部長から全国の郵便局長宛てに「通常郵便貯金通帳に郵便局の局名の入ったゴム印を押印する場合の適切な取扱い」という指導文書が出され、たて5ミリ以内、よこ34ミリ以内のゴム印とすることになったのです。さらにつけ加えていえば、現在、本所二という郵便局はもはや存在しません。なんと本所二郵便局は2015年1月19日に本所二丁目から本所一丁目に移転したため、局名も本所一郵便局に改称してしまったのです。しかしご安心を!ユーモアあふれるお宝印は移転後も健在で、貯金窓口を訪れた人をホッと和ませてくれています。
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