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片岡鶴太郎、画業20周年の展覧会 見どころと展示作品(4ページ目)

【石川 尚の気になるデザイン】シリーズ。片岡鶴太郎、画業20年を記念する展覧会が開催。作品の数々と本人に直接インタビューしました。気になるその内容は……? 取材協力:パナソニック汐留ミュージアム

石川 尚

執筆者:石川 尚

ファニチャーガイド

創作で大切にしているのは、音色(ねいろ)

内覧会最後は、鶴太郎さんの記者会見。

20年間の画業足跡をたどる今回の作品を通して、創作の視点、活動の移り変わりについて興味が湧いたので、直接インタビューしました。

23

 

石川 
「絵を描く時、大切にされているコトは?」

鶴太郎 
『描こうと思うこと、描きたいとおもうコト、その感性を大切にしています。出会ったモノや風景の音色(ねいろ)、最初に感じた音色を創作上、とても大切にしています。説明的な描き方はしません。」

石川 
「20年描いてきて当初から変化したことは?」

鶴太郎
『変えようと意識したことはないです。ただただ、四季折々の音色に感嘆しています。ずっと好きなことしかやってこなかったので、好きなことをやる、これは変らないですね。』

石川
「今後、挑戦してみたいコトは?」

鶴太郎
『3年前からヨガをやって身体をシェイプすると身体に合う服がない。その度にココを直して、アソコを合わせてとやっているうちに、自分で作っちゃえ!って、服をつくりました。今日着ているこの服がそうです。今後、ファッションデザインもやりたいですね。』

24

 

内覧会終了後、鶴太郎さんと名刺交換した際、僕の職業の話題となりました。
『家具デザインをおやりになっているのですか。ボク、家具デザインにとても興味があるんです!是非、ご縁があれば。』と笑顔。

「創作にジャンルは関係ない・・・幅広く自分の好きなコトをやりつづけたい」
そんな言葉を残して会場を後にする片岡鶴太郎さん、今後の創作活動がたのしみな展覧会となっています。

是非ご覧下さい。

……………………………………………………………………………………………
■今回の関連リンク

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→パナソニック汐留ミュージアム
展覧会オフィシャルサイト






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