創作で大切にしているのは、音色(ねいろ)
内覧会最後は、鶴太郎さんの記者会見。20年間の画業足跡をたどる今回の作品を通して、創作の視点、活動の移り変わりについて興味が湧いたので、直接インタビューしました。
石川
「絵を描く時、大切にされているコトは?」
鶴太郎
『描こうと思うこと、描きたいとおもうコト、その感性を大切にしています。出会ったモノや風景の音色(ねいろ)、最初に感じた音色を創作上、とても大切にしています。説明的な描き方はしません。」
石川
「20年描いてきて当初から変化したことは?」
鶴太郎
『変えようと意識したことはないです。ただただ、四季折々の音色に感嘆しています。ずっと好きなことしかやってこなかったので、好きなことをやる、これは変らないですね。』
石川
「今後、挑戦してみたいコトは?」
鶴太郎
『3年前からヨガをやって身体をシェイプすると身体に合う服がない。その度にココを直して、アソコを合わせてとやっているうちに、自分で作っちゃえ!って、服をつくりました。今日着ているこの服がそうです。今後、ファッションデザインもやりたいですね。』
内覧会終了後、鶴太郎さんと名刺交換した際、僕の職業の話題となりました。
『家具デザインをおやりになっているのですか。ボク、家具デザインにとても興味があるんです!是非、ご縁があれば。』と笑顔。
「創作にジャンルは関係ない・・・幅広く自分の好きなコトをやりつづけたい」
そんな言葉を残して会場を後にする片岡鶴太郎さん、今後の創作活動がたのしみな展覧会となっています。
是非ご覧下さい。
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