なぜ筋トレが「三日坊主」になってしまうのか?
筋トレを挫折してしまうのは、意志が弱いからではない!
なぜ人はトレーニングの意欲を失ってしまうのか、続けるにはどのような工夫をしたらいいのか、志半ばで挫折してしまう人がやってしまいがちな4つのことをご紹介します。
<目次>
その1:目標設定が高すぎて、長続きできない
まずお伝えしたいのが、「無理な筋トレは絶対に続かない」ということです。「大事な就職面接までに体を変える」「1か月後に結婚式を控えている」……といったスペシャルな目的があるのなら、多少無理を伴う短期集中型トレーニングもアリですが、それ以外はおすすめできません。
毎日100%の力で疲労の抜けきらない体にムチ打ってトレーニングをして、食事もトコトンこだわった結果、1ヶ月で5キロやせたと仮定しましょう。
その後も同じ生活をずっと続け、体型を維持することはできるでしょうか? 残念ながら、多くの場合、無理の後には「反動」がやってくるもの。
できるだけストレスのない方法を選び、長く体型を維持した方が理にかなっているといえるでしょう。
その2:「どれだけ長く時間できたか」にとらわれている
すき間時間を上手に利用
自宅での筋トレと言えば、「腹筋」「背筋」「腕立て伏せ」といったオーソドックスなものを連想する方もいらっしゃると思いますが、より短時間で高い効果を得られる「自分の体重を効率的に活用する筋トレ」がおすすめです。
誰でも簡単にでき、時間対効果が抜群の「脱メタボ腹!腹筋を凹ませるトレーニング5選」を試してみて下さい。
これらの筋トレなら、お風呂に入る前の30秒、テレビ番組のCMの間、好きな音楽を聴きながら10分間……と、自宅でのすき間時間にも実践可能です。ちょっとした時間を利用して筋トレをする習慣をつけてみましょう。
人の行動が習慣となるまでには100日と言われています。習慣化する頃には、着実に効果が体に表れてくるはずです。
その3:体の「小さな変化」を見逃している
効果を実感することが重要
筋トレによって生じた変化は、あなたやる気の「燃料」となり、継続のモチベーションにつながります。
そして時には筋トレを続けている自分を自画自賛する瞬間があっていいと思いますよ。
その4:「食べること・飲むこと」に罪悪感を感じている
筋トレを予定通りにこなせた日には、ちょっとしたごほうびを自分に用意しておくのも効果的です。例えば、「いつもよりワンランク上のビールを飲む」「お気に入り店の好物のメンチカツを存分に味わう」といった普段ガマンしていることを、ちょっとだけ解放してみてはいかがでしょうか。本来、食べることは楽しくあるべきもの。食べることで「太る」という罪悪感を感じるよりも、筋トレをした後に、「頑張ったからごほうび」という気持ちで食べた方がずっと美味しいし、体と心のためになると思いませんか?
以上、筋トレを長く続けるための極意をご紹介しました。
筋トレは、正しくやればやった分だけ体も応えてくれるからやりがいもあるし、楽しく思えるのです。
すき間時間を上手に使って筋トレを続けているうちに、「そんなに忙しいのに、いつ鍛えてるの?」と誰かにほめられたら、あなたのプロジェクトは大成功です。
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