熱帯魚/熱帯魚の飼い方

熱帯魚を飼ってみよう![後編](2ページ目)

前編では、セッティングについての説明をしました。後編では、いよいよ熱帯魚の購入です。まずは、安価で丈夫な魚と水草から始めましょう。

長谷川 秀樹

執筆者:長谷川 秀樹

熱帯魚ガイド

■水槽に放してみよう

魚を購入すると、袋に酸素を詰めてパッキングしてくれます。気温にも拠りますが半日~1日はこの状態で持ちますが、できるだけ早めに水槽に放してあげると良いでしょう。

水合わせ中さあ、気に入った魚を買ってきたら水槽に放してみましょう。

しかし、すぐに水中に放してはいけません。まず、袋に入れたまま30分から1時間ほど浮かしておき、袋の中と水槽の水温を合わせます。その後、水槽の水をゆっくりと、少しづつ、何回かに分けて、(10分間隔で袋の水の1/5ぐらいの量を4~5回)袋に入れます(水槽と袋の水質を近づける為)。

できましたら、さあゆっくりと魚を放して上げて下さい。

セッティング完成

なんだか魚の数が少し寂しいですね。

しかし、セットしたばかリの水槽に、多くの魚を入れることはできません。

まだ、水を綺麗にしてくれる"バクテリア"の発生が不十分だからです。あと2、3週間は、新たに魚を増やさない方が良いでしょう。その後、約4cm程度の魚を5匹ほど追加する事は可能です。

参考までに、グッピーなら3pr、ネオンテトラなら10匹ほどこのサイズの水槽に入れることができます。
 



では今後の注意点を、幾つか挙げておきます。

≪重要≫
1、餌を与えるのは、魚を放して2日後から。
※放したばかりの魚は、環境の変化に慣れてない為、積極的に餌を食べません。落ち着いてから、様子を見ながら食べ残しの無いように与えてください。

2、餌は、1~2回/1日。与えたら、直ぐに(1分程度)食べつくす量を食べ残しの無いように!

3、7~10日毎に水量の1/3の水換え。
バケツ 水槽の水は、段々汚れていきます。新鮮な水と交換してあげましょう。その際、水道水を直接入れてはダメです。市販の塩素中和剤で塩素を中和してから換えます。

水換え用のホース水換えには、こんなグッズがあると便利です。これは、専門店で500円前後で販売されています。サイフォンの原理により、水を抜く事ができます。




熱帯魚の飼育は、それほど難しいものではありません。まずは、この様な小型の水槽で、試して見てはどうですか?

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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