ローカル華人が集まる街角の人気店「ファットキー」

店の外観

いつ来てもお客さんがいっぱい。満席の時には皆外で待ちますが、順番待ちの列はなく、空いた席にすばやく座った人勝ちの争奪戦。

マレーシア料理=マレー料理と思われがちですが、人口の約3割を占める華人たちによって育まれてきたマレーシアならではの多彩な中華料理もまたマレーシアの重要な食文化。

コタキナバルにも華人の経営する中華食堂が無数にありますが、その中でも昔から続く人気のお店が今回ご紹介する「ファットキー」です。

街角の小さな食堂で、オープンエアの店内にはテーブルが15卓ほど。同じ建物のアンズホテルの看板の方が目立つので昼間に前を通っても気づかずに通り過ぎてしまうかもしれませんね。夜はたくさんのお客さんが集まっているのですぐにわかります。毎晩19時を過ぎると満席になるので、空いてる17~19時が狙い目。

どれも美味しい!おすすめメニュー

料理

写真は左手前から時計回りに、冬瓜のスープ、ポークレッグ、ジャパニーズ豆腐、チキンウィング。この時は4人で白飯と飲み物入れて全部で2千円程度。

ここの料理はどれも日本人の口に合う優しい味で、ご飯にもビールにもよく合います。ただ壁に描かれているメニューは中国語のみ。テーブルに着くと英語のメニューが出てきますが、何を頼めばいいかわからない時のオススメメニューがこちら。

・オイスターソースチキンウィング
甘めの照り焼き風のタレが絡められた鶏の手羽先。常連さんが毎回必ず注文するここの看板メニュー。

・ポークレッグ
豚のすねを丸ごと一本煮込んだ料理。トロトロの柔らかいお肉がたまりません。人気メニューで遅い時間だと売り切れていることも。こちらは一皿2~4人前です。

・ジャパニーズトウフ with ミンスドポーク
ジャパニーズ豆腐??こちらでは卵豆腐のことをそう呼びます。この卵豆腐とひき肉の炒め物は辛くない麻婆豆腐という感じでお子様もぴったりな一品。

・アサムカリー
アサムカリーとは酸味を効かせたシーフードベースのカレー。中華料理屋なのにカレー?と思われるかもしれませんが、それこそがマレーシア中華の面白いところ。大人数の時はボリューム満点のフィッシュヘッドカレー、少人数ならフィッシュカレーやシーフードカレーのSサイズがおすすめです。

・野菜料理
各種野菜の炒めものが注文できますが、サバ州ご当地野菜のサバベジを試したことがなければぜひこの機会に。ガーリック炒めがおすすめです。茄子や空芯菜などの炒め物も美味しいですよ。

・スープ
スープの種類も豊富でお子さん向けにはコーンと卵のスープ。どこかほっとする味の冬瓜のスープ、スパイシー派には酸辣湯など各種選べます。

・ご飯もの、麺類
どのおかずも白ご飯にぴったりなのですが、こちらのご飯はタイ米に似たややパサパサしたお米なので、苦手な方やナシゴレン(炒飯)や各種麺類(ミーゴレン、あんかけ麺、福建麺など)と合わせてもいいですね。

ほとんどの料理はS、M、Lからサイズが選べ、Sサイズだと大体一品10~15リンギット(300~450円)です。2~3人ならSサイズで3~4品ほど頼むとちょうどいい感じです。ビールはタイガービールが1缶5リンギットで販売されています。

こじんまりしたエアコンなしのお店なので、綺麗で快適なお店をお探しの方には向きませんが、安くて美味しいものをローカルな雰囲気の中で味わいたい方にはぜひ試してほしい食堂です。

<DATA>
■Kedai Kopi Fatt Kee(發記茶餐室)
住所:Ground floor, Ang's Hotel, Jalan Haji Saman, Kota Kinabalu, Sabah
アクセス:キナバルダヤホテルとライライホテルの間にあるアンズホテルの1階。ショッピングセンター「スリアサバ」から徒歩5分弱。
営業時間:11:00~14:00/17:00~22:00、日曜定休




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