ゲームに本腰を入れる動画投稿サイト

ニコニコ動画の図

いまや、ゲームの動画は一大コンテンツとなりつつあります

ガイドが子どもの頃は、ゲームの動画というのはそれ程たくさん観る機会はありませんでした。数少ないテレビのゲーム番組はゲームを動画でチェックできるタイミングで、非常に貴重なものでした。1989年頃から放送していた「大竹まことのただいま!PCランド」という、PCエンジンを紹介するゲーム番組がありましたが、ガイドはPCエンジンも持っていないのに、それを一所懸命毎週観ていました。買えないと分かっていても、ゲームの動画が観られるのは楽しかったんですね。

しかし、時代は大きく変わりました。今やインターネットの動画投稿サイトには、ゲームの動画が溢れています。かつては、ユーザーが一方的に動画を作り、ゲームメーカーは見て見ぬふりの黙認状態でしたが、今では動画による盛り上がり、宣伝効果も認められるようになり、メーカーがユーザーによるゲームプレイ動画の投稿を許諾したり、サポートしたりするようにすらなりました。

そして今度は、ゲームプレイ動画の取り合いが始まっています。どこが取りあっているかというと、動画投稿サイトが取り合っているんですね。できるだけ自分のところにたくさんの動画を集め、そして、たくさんの視聴者を集めようと、各サービス共に動きが活発になってきました。

Google、YouTube Gamingを開始

HIKAKINの図

面白い動画を投稿する人は、人気者です

世界的な動画投稿サイトと言えば、YouTubeです。これまでもYouTubeではゲーム実況動画が盛んに投稿されていました。YouTubeに動画を投稿する人達のことをYouTuberなんて言いますが、ゲームの実況などで人気のあるYouTuberのHIKAKIN(ヒカキン)氏はYouTubeのテレビCMにも登場しました。

そんなYouTubeが、2015年8月27日、YouTube Gamingというゲーム動画に特化したサービスを始めました。Webサービス及び、モバイル端末向けアプリとしてもリリースし、これまでYouTubeに投稿されたゲーム動画を集約するとともに、ライブ実況にも対応します。お気に入りのゲームや投稿者を簡単に探せたり、動画を観ながらチャットができたりと、ゲームのプレイ動画が観やすいように工夫がなされています。

実は、ゲームに関して言うと、世界的にはゲーム専門のライブ配信サイトである「Twitch」が非常に人気があります。ですから、ゲームの分野に関して、YouTubeがTwitchに対抗した、という形となります。

YouTubeはGoogleが、TwitchはAmazonが買収してそれぞれ傘下に入っているサービスなので、GoogleとAmazonがゲーム動画の世界で火花を散らしている、と考えると、なかなかすごいものがあります。