SUZUKI(スズキ)/スズキ

新型スズキ・ソリオの完成度は予想以上!?(2ページ目)

新型にスイッチしたスズキ・ソリオ。ハイト系の軽自動車を大きくしたような、3列シートミニバンを小さくして2列にしたモデルだが、駐車場や自宅周辺の道路が狭い場所では重宝するサイズ。新型ソリオの進化ぶりをチェックする。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

シートアレンジも多彩

スズキ・ソリオ/ソリオ・バンディット

センターメーターを採用するワイドなインパネ。横方向への視線移動が大きくなるのは気になるが、メーターへの焦点合わせはしやすく、視界も広く感じる


シートアレンジは、スズキ車らしく助手席バックレストもフラットに前倒しできるため、長尺物も容易に積載できる。さらに、後席の背もたれ上にレバーを追加したことで後席の前後スライドが荷室側からも可能になり、後席横まで回り込む手間が省けるようになった。後席を倒すほどではないが、荷室の奥行きを拡大したい時は重宝しそう。

そのほか、低い床面に大きな開口部となった荷室は、25mm伸びた荷室長など、ボディサイズを考えると本当に健闘している。後席を拡大すると26型と20型の自転車が積載できるそうだが、2WD車に設定される大容量のサブトランクも使い勝手が良さそうだ。

車内の広さや荷室の使いやすさ、助手席も倒れるシートアレンジなど、ひと通り触っていると、1人なら車中泊にも使えそうだし、キャンピングカーの架装メーカーにもベース車としてオススメしたいほど、パッケージングの進化には驚かされる。

次ページは、新型ソリオの走りについて
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます