鎌倉・江ノ島の観光・旅行/鎌倉・江ノ島 季節(春夏秋冬)の観光

田んぼでほっこり!鎌倉中央公園でネイチャー散策(4ページ目)

鎌倉へ、秋の里山散歩に。鎌倉中央公園は、谷戸の自然が残る場所。お友達や恋人を案内したら、「鎌倉に田んぼ?」と、驚かれますよ。秋は稲が実り、赤い花が湿地に咲く、見どころの多い季節。何度も鎌倉に訪れている人も、新たな鎌倉の魅力を発見しに行ってみてくださいね。

村田 江里子

執筆者:村田 江里子

鎌倉・江ノ島ガイド


疎林広場~森の小道を登って

奥まで進むと、先ほどの野外生活広場に出ます。このまま道を戻りましょう。まだ時間と元気があれば、農家風急傾斜向かい辺りから、森の小道を登ってみてもいいですね。
森の小道を登って

森の小道を登って


やがて、のびやかな疎林広場に出ます。野原でバッタがピョンピョン。昔ながらの方法で、麦とサツマイモが二毛作されている畑もあります。
山道を登った上にある疎林広場

山道を登った上にある疎林広場


山の上からゆるやかなカーブを下りていきましょう。途中の道端に、秋なら赤い実がなっているかもしれません。下の写真は、赤いビーズをちりばめたような、ガマズミの木の実。

ガマズミの実

赤いビーズのようなガマズミの実

枝が折れにくく、鎌(かま)などの柄に使われていたことから「ガマ」、「ズミ」は酸っぱい実であることからついた名だそう。実は秋に赤くなり、初冬ごろよく熟した実を使って、きれいな深紅の果実酒を楽しむ人も。

実りの秋、ちょっと森の緑に目を向けて、こんな色鮮やかな木の実との出会いも楽しいですね。
 
 

鎌倉中央公園バス停~園内一周を終え帰途へ

山の上からゆるやかなカーブを下りれば、子どもの森の脇を経て、鎌倉駅からバスが到着した、起点の鎌倉中央公園バス停付近に戻ることができます。

子どもの森

子どもの森。すぐそばにバス停が


鎌倉中央公園バス停からバスで鎌倉駅に戻り、小町通りなどをそぞろ歩いてお土産探しも楽しいですね。これで、鎌倉中央公園の見どころを、ほぼ全部訪れたことになります。

里山らしい景観が残る鎌倉中央公園。昔懐かしい景色に、心がのびのび解放されそうな、自然いっぱいの公園です。花咲く秋をはじめ春のサクラのころ、秋の紅葉のころなど、四季折々の情趣を楽しみに、ぜひ訪れてみてくださいね。

<DATA>
■鎌倉中央公園
住所:鎌倉市山崎1667番地
TEL:0467-45-2750
ホームページ:鎌倉市公園協会
http://kamakura-park.com/go/central_park/index.html

鎌倉公園の地図

鎌倉公園の地図



  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます