テクノポップ/アーティストインタヴュー

ゲツプロが考えるクラブイベントのあり方(5ページ目)

9月23日、clubasiaにてアラフォーにも優しいデイタイム・クラブイベント「HARDFLOOR VS GEKKAN PROBOWLER 2015」を開催。ゲッカンプロボーラーのyaskikutaさんに、クラブミュージック、クラブイベントについて語っていただきました。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

HONDALADY

ガイド:
HARDFLOORに加えて、HONDALADY、シェンフーシュバイツといったバンドを迎えた理由は? HONDALADYには2回インタヴューしていますが、かなり長い付き合いなのですか?
hondalady

HONDALADY


HONDALADY~ギミアブレイク (All Aboutテクノポップ)
フリースタイラー (YouTube)

yaskikuta:
ホンダ、ゲツプロ共にアラフォーバンドです。20年近くテクノバンドをやり続けている同志ってとこですね。お互いの事を認知はしていたのですが、意外にも交わったのはここ5年くらいなんですよ。ゲツプロがライヴハウスでもやるようになったのがきっかけですね。それ以来仲良くさせて頂いてます。彼らも間違いなくHARDFLOORに影響されてますから、今回お誘いして即答でした「やろう!」って。丁度9月に新アルバム『SAMPLING MADNESS』をリリースするのでタイミング的にも良かったです。どーせやるなら盛大にHARDFLOOR祭りにしたいじゃないですか。お客さんも出演者もみんながHARDFLOOR好きなんて最高のパーティーだよね。

シェンフーシュバイツ

ガイド:
実は、シェンフーシュバイツのことは初めて知りました。バンドの活動自体は2009年なので、まだ新しい、でもアラフォーなんですか? 実は、僕は「共産テクノ」というソ連崩壊前の共産主義国のテクノな音楽の発掘をライフワークにしているんです。シェンフーシュバイツの場合は、中華人民共和国的な色彩が強いものの、世界観は共有できます。これはぜひ見たいです。
xianfuschweintz

シェンフーシュバイツ


ハイクライク (YouTube)

yaskikuta:
正解!アナザーアラフォーバンドです(笑)。シェンフーシュバイツいいですよ~。実は過去にゲツプロのリミックスを1曲やって頂いたのがきっかけなんです。サンプリングセンスと言うか音のチョイスが独特です。バンド名もそうですが、中華+ドイツなんです。音の作りがドイツっぽくて、旋律が中華っていう。

入りがYMOからのジャーマンテクノらしいんですよね。それ聞いてあ~納得って感じしました。シェンフー自体は2009年からですが、その前にデジタルロックバンドをやってますね。バンドが解散して「あ!俺やっぱテクノ好きだわ!」って始めたらしいです。根っこがテクノって事。ロックバンドも通過してるんでパフォーマンスもパワフルなんです。もーアゲアゲで! 彼らもHARDFLOORはど真ん中で、ゲツプロ、ホンダ、シェンフーと最高のメンツが揃いました。

最後にメッセージ

ガイド:
楽しいテクノパーティになりそうです。最後に、読者のみなさんにメッセージをお願いします。

yaskikuta:
9月23日(シルバーウィーク最終日)、渋谷clubasiaにてHARDFLOORとアラフォーバンド達! その場にいる全ての人がハッピーになるような最高のテクノパーティーにします。是非遊びに来て下さい。

ゲッカンプロボーラー・ホームページ (公式)
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