自動車事故にあうと、やるべきことでいっぱい!
自動車事故にあったときは慌ててしまう
■車による事故にあったときの基本的な流れ
(*は原則として本人が行う[(1)~(3)については、道路交通法で義務づけられています])
(1)* ケガ人を救護する
(2)* 事故車を交通の妨げにならない安全な場所に移動させる
(3)* 警察に電話する
(4)* 相手の氏名、住所、連絡先などを確認する
(5)* 事故の状況と目撃者を確認する
(6)* 実況見分に立ち会う
(7)* 保険会社に連絡する
(8) 保険会社から関係者(病院、修理工場、相手方)に連絡する
(9) 事故車を修理工場に運ぶ
(10)* 健康保険の手続きをする(自身の治療に健康保険を使う場合)
(11) 損害額確定
(12) 示談交渉
(13) 示談成立
(14) 保険金の支払い
(15) 解決
ガイドも若い頃に一度、物損事故を起こしたことがあります。相手の車にかすった程度でお互いにケガはありませんでしたが、気が動転していて警察に電話をしたのまでは覚えていますが、その後何をしたのかよく覚えていません。一緒に乗っていた家族が保険会社に電話をして、修理工場まで車をレッカーしてもらい、私たちは親戚に迎えに来てもらって散々怒られながら帰路についたことをうっすらと覚えています。
ガイドのように事故を起こしてパニックになるのは珍しいことではありません。だから、何をすればいいかわからずいきなり保険会社に連絡したとしても、大半は「ケガ人はいますか?」「警察に届けましたか?」などの質問により適切な行動をナビゲートしてくれます。しかしそれ以降に関しては、保険会社の対応によって事故による不安や事故解決の納得感が違います。保険料だけでなく、事故対応についてもしっかりチェックしておくことは、イザの安心に大きく左右するのです。