ご飯ダイエット中は、お米を食べてもいいんです!
日本人なら、炊き立てご飯には目が無いはず!
けれど、さらに細かくその糖質の種類や加工方法、そして摂取のタイミングなどを調べていき、身体にとって糖質がどの様に働いているのかを紐解き理解する事で、むやみに糖質を我慢しなくても、ダイエットを成功させる事が可能という事がわかったのです!
<目次>
ご飯を食べながら減量・ダイエットに成功した秘訣
筋肉美を競うボディビルの世界では、コンテスト前の減量の際、炭水化物を一切とらない方法が一般的です。しかし、全国でも有名なパーソナルトレーナーであり、ボディビル選手でもある高津 論さんは、ご飯ダイエット法で「ご飯を1日2合食べながら、減量に成功してコンテスト入賞した」とのことで、詳しく話しを聞いてきました。高津さんは4ヶ月で、体重を73kgから66kgまで7kg落とし、ボディビルコンテストでも見事に入賞を果たしました。今まではもちろん、減量期は炭水化物を一切とらない方法を採用していたそうですが、今回のお米を食べながらの減量方法はそれよりも楽だったそう。高津さんはどうして、ご飯を1日2合食べ続けても減量に成功したのでしょうか?
ご飯ダイエットの秘訣1:お米で腸内環境を整え、消化活動をよくする
腸内環境が悪化するとダイエットもうまくいかない
高津さんは、肉などの高タンパク質なおかずに加えて、食物繊維も豊富な雑穀米をプラスしたご飯をしっかり食べるご飯ダイエット法で、腸内環境が整い体調が良かったとの事でした。腸内環境を整えるという意味では、食物繊維の他にも植物性の乳酸菌である漬物や納豆や味噌なども有効で、ご飯とおかずにこれらを追加する事はダイエット中は特に重要と言えます。
さらに、腸内環境は体臭にも影響を及ぼすので、腸内環境を整える事はミドル世代の男性にとっては、気になる臭い対策にもつながります。
ご飯ダイエットの秘訣2:食品の加工度の低さも重視する
ダイエットには加工度の低い玄米がオススメ
例えば、パンが良い例で、小麦という状態から小麦粉に加工され、小麦粉から色々な添加物を加えてパン生地に加工され、最後に焼いてようやく完成されます。その間に、本来小麦が持っている食物繊維や栄養素は削ぎ落とされ、ショートニングなど身体に悪影響を及ぼす添加物が加えられます。
加工されればされる程、人間の消化器官にとっては不自然なものとなり、正常な胃腸の働きを失ってしまいます。特に、柔らかく加工された麺類などは要注意で、咀嚼をあまり必要としないため満腹中枢が刺激されず、食べ過ぎにつながることも。
一方、粒の状態が維持されているご飯は加工度が低く、消化のプロセスが自然であり、栄養価も高く維持されているので、正常な胃腸の働きを維持したままダイエットを行う事が出来ます。特に、白米よりも玄米がオススメです。
ご飯ダイエットの秘訣3:お米を食べるタイミングをコントロールする
ごはんを食べるなら、活動している昼間か運動前後に
その理由は、糖質は主に筋肉の活動中に使われるので、たくさん筋肉が使われる時間帯の血糖値を上げ、効率良くエネルギー消費をするため。筋トレなど激しい運動をする際にも、ご飯を食べる事で集中力が高まり、パフォーマンスが向上します。
食べるタイミングとして一番タブーなのは夜寝る前で、食事後はリラックスする時間なので、筋活動が少なく糖質を摂るメリットが活かせないどころか、逆に脂肪として合成されるリスクが高まってしまうからです。
以上をまとめると、「適切な量の加工度の低いお米を、腸内環境を整えながら、昼間や運動前後に食べる」を実践すれば、お米を美味しく食べながらのご飯ダイエットも可能ということ!
歴史的に証明された「お米のチカラ」
江戸時代の飛脚は、玄米の乾飯と漬物程度で江戸~京都を60時間で駆け抜けた
ドイツの栄養学者による実験で、欧米型の肉中心の食事に変えてみたところ、すぐにバテてしまい、いつもの様に走れなかったという有名な逸話があります。
それほど、当時の玄米中心の食生活は、日本人の活力ある生活を支えていたわけです。
そんなパワーが秘められているお米。ダイエット中だからとむやみに敬遠するのはやめましょう。バランスの良い食生活の中心として今一度見直し、賢く、そして無理せずダイエットを成功させていきたいですね。
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