決断する時の気持ちが期待なのか恐れなのか?
集めた情報から決断する時は、どんな気持ちで決めているのかも大切です。わからないことへの不安はあっても、その企業で働くことに期待があるでしょうか? 将来こんな人生にしたいというイメージに近づくための一歩として選べているでしょうか? 自分の気持ちをよく見つめましょう。とりあえずその企業の肩書が欲しいとか安心したいといった、入社することがゴールになっている時は要注意です。将来に対する不安や恐れ、または企業への依存といった自分を守りたい気持ちで入社したとして、この変化の激しい世の中では企業があなたの求める社会的なポジションや、あなたの雇用をずっと守ってくれる保証は全くありません。
働くことに弱気になっているなと思う人は、将来の自分のイメージをもう一度考えてみて、強気でポジティブな気持ちで決断できるような状態をつくってください。内定先の選択肢が具体的になったタイミングだからこそ、10年後の自分をあらためて考えてみるのもヒントになるでしょう。
面接の質問「10年後どうなりたいか?」の答え方
決断を正解にしていくのはこれからの自分
決断したらすぐに内定先の企業に連絡をしましょう。また内定をお断りする企業にも連絡して感謝とお詫びを伝えます。内定が決まるまでに相談に乗ってもらった人にも、感謝とともに結果を報告しましょう。周りの人はそれぞれの人の善意でいろいろなアドバイスや意見をくれます。しかし最後に決断する責任を持つのは自分です。あなたが選んだ企業で働くことは、誰も交代できないし、あなたの選択の責任は誰も取ってくれないからです。
選んだ道を正解にするのは自分!
どんな出来事や環境があったとしても、入社を決めてから自分が選んだ道を正解にしていくつもりで毎日を意欲的に取り組んでいれば、いい状況がやってきます。もし様々な理由から勤め先で変化があっても、そこまでに積み上げた分だけあなたは前に進んでいるはずです。
未来が選べるというのは嬉しい悩みです。決めるまでは思い切り悩んで、決めたら勢いよくスタートを切りましょう。決断してからが、やっとあなたの社会人生活のスタートですよ。