自動車保険

自動車保険をロードサービスで選ぶ3つのポイント(2ページ目)

愛車が走行不能になったときに、なにかと便利な自動車保険のロードサービス。ライフスタイル別チェックポイントを紹介します。

執筆者:柳澤 美由紀

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ポイント2:遠出する回数は多いですか?

遠出ドライブが多い人は、走行不能時の宿泊・帰宅費用に注目しましょう。一部の自動車保険に自動付帯しているサービスです。走行不能により愛車で自宅に帰れなくなったときに、自宅までの交通費やその日に帰れなかった場合の宿泊費(ビジネスホテルクラスの宿泊費)が支払われます。1事案で10,000円など、上限設定しているところと制限なしのところがあります。最近ではペットの宿泊費をカバーしてくれるところもあります。ペットを飼っている方は要チェックです。

■走行不能時の宿泊・帰宅費用を支払う自動車保険
走行不能時の宿泊・帰宅費用を支払う自動車保険

※2015年7月12日現在 ガイド調べ クリックすると拡大します

 

ポイント3:あまり運転していない場合は・・・

バッテリーが上がってしまった車を点検するデート中のカップル

せっかくのデートが……

車は所有しているけれど、月の大半は運転せず走行距離も少ない。そんな暮らしをしている人はロードサービスのバッテリー上がりの回数制限に注目しましょう。車のエンジンは定期的に動かしておかないと、バッテリーが上がりやすくなるからです。

バッテリー上がりは車両トラブル時の応急作業の対象となるので、大半の自動車保険で利用できます。しかし、保険期間中1回(または2回)まで無料、それ以降は有料とするところもあるので要注意。各社サイトのロードサービスページまたはパンフレットで確認し、回数制限のないところを選んでおくのが賢明です。

ガイドのつれあいが利用したのはまさにこのパターン。子どもが大きくなり、家族でドライブする頻度が激減した頃に、たまに運転しようとエンジンをかけたときにバッテリー上がりになってしまいました。つれあいはJAF非会員でしたので、自動車保険のロードサービスを使わずにJAFにお願いしていたら、12,880円(8~20時 一般道利用)を払わなければいけないところでしたのに、自動車保険の車両トラブル時の応急作業を利用すれば無料です。等級にはまったく影響しないので、保険料が上がることはありませんでした。

ちなみに、車両トラブル時の応急作業は、30分以内で作業が終わる応急処置であればおおむね対象になります。各社違いが出るとしたらバッテリー上がりの回数制限の有無、落輪の無料範囲、ガス欠で駆け付けたときにガソリン等を無料で提供するかどうか、といったところです。車のトラブルはめったにあることではないかもしれませんが、イザに備えてチェックしておきたいものです。
※本件ガイドが提供する記事は、特定の保険商品の募集を目的としたものではありません。また、掲載される情報の著作権は株式会社オールアバウトが有し、各国の著作権法、各種条約およびその他の法律で保護されています。
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