自動車保険

自動車保険をロードサービスで選ぶ3つのポイント

愛車が走行不能になったときに、なにかと便利な自動車保険のロードサービス。ライフスタイル別チェックポイントを紹介します。

執筆者:柳澤 美由紀

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家族でドライブ

楽しくドライブ!と出発したものの……

ロードサービスは愛車が走行不能になったときに駆け付けて応急作業をしてくれるサービスのこと。自動車保険のロードサービスには、JAFで利用できる車両トラブル時の応急作業やレッカーサービスのほかに、自動車保険ならではのサービスとして走行不能時の宿泊・帰宅費用があります。

しかし、利用するのが不安でJAFのサービスを利用したという人も少なくないようです。ガイドのつれあいもその一人。初めて利用するときは、「本当に無料で利用できるの?」「翌年保険料が上がっちゃうんじゃないの?」と、まあ、うるさかったです(笑)。

利用したことのない人にとってみれば、自動車保険のロードサービスは敷居が高く感じるかもしれません。でも、上手に活用すれば、イザのときの出費が抑えられます。あなたのカーライフにあったロードサービスのある自動車保険の見分け方をこれからレクチャーしましょう。
 

ポイント1:車を運転するのが好きですか?

けん引される自動車

けん引される自動車

あなたがドライブ好きならレッカーサービスにこだわりましょう。特に修理工場が決まっている人はこだわるべきです。

レッカー費用はいくらくらいになるか、ご存知ですか?

ロードサービス最大手・JAFの非会員がレッカーサービスを利用すると、「基本料8,230円+作業料(30分で4,650円)+けん引料(1kmごとに720円)※8~20時 一般道利用の場合」かかります。

15kmけん引したら23,680円、30kmだと34,480円です。大金ではありませんが、お小遣いから払うとなると結構な痛手になります。

自動車保険の場合、無料でけん引する範囲(上限)は各社で異なります。

15km以内があれば、300kmまでOKのものもあります。たとえば、レッカー無料の範囲が15km以内の自動車保険に入っている車で横浜を出発し、茅ヶ崎で落輪してレッカーを利用したとします。修理工場まで30kmあったとすると、無料範囲を15kmオーバーすることになりますよね。その自動車保険のロードサービスがJAFと同じ料金体系だとすれば、23,680円をポケットマネーから払わなければいけない、というわけです。あなたのドライブするときにもっとも長く運転するとしたらどこに行ったときなのかを思い出し、そこから修理工場までレッカーしたとしても余裕をもってカバーできる自動車保険を選びましょう。

■自動車保険会社のレッカーサービスの無料範囲(例)
A社…35km
B社…60km
C社…50km
※指定修理工場までは無制限 2015年7月12日現在ガイド調べ

なお、修理工場にこだわりがない人であれば、指定修理工場のある自動車保険を選んでおくのが無難です。大半の場合、指定修理工場で修理した場合のレッカー費用はかかりません。そのほか、代車無料、クリーニング無料、納車無料のところも多いです。

次のページは、ロードサービスのチェックポイント2~3を解説します。
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