ブラジル土産が一挙に揃う
テレビ塔の展望台からみたマーケット北側半分、実際はこの2倍の規模
ブラジリア中心地にある人気の観光スポット、テレビ塔の隣では、毎週末、民芸品マーケットが開かれ、多くの地元民や観光客で賑わいます。Tシャツや置物など一般的なお土産品から、北部トカンチンス州産が有名なカッピン・ドーラードや北東部のレース、アマゾン産アクセサリーなど国内各地の民芸品が大集合!ちょっとしたブラジル国内巡りの気分が味わえますよ。
テレビ塔については、こちらをご参考下さい>>>
ブラジリアのおすすめ観光スポット
お手頃価格のお土産をGET!
■カッピン・ドーラード(黄金の草)
輝く金色は天然で、何年経っても色褪せることはないそうです
今、日本でも話題の金色に輝く草、カッピン・ドーラードは、トカンチンス州ジャラパォンが本場といわれますが、ブラジリア近郊や北東部地域でも収穫できるそう。とっても軽くてゴールドに光る品は、豪華さとナチュラルさを兼ね備えた魅力があります。女友達にはピアスやブレスレット、自分用にはランチョンマットや小物入れなどいかがでしょうか? ピアスは15レアル(約600円)、ランチョンマットは40レアル(約1600円)~。
■天然石の飾り物
くちばしの大きなトゥッカーノ(オニオオハシ)と涼しげな木の置物
ブラジルは天然石の宝庫。ブラジリア近郊で採れるクリスタル製品は、日本では「パワーストーン」としても売られています。日本と比べるとずっとお手頃価格です。12レアル(約480円)~。
■アマゾンアクセサリー
先住民のセンスが光るアマゾンアクセサリー
アマゾンの実や種を使ったアクセサリーは一つとして同じものはなく、パーツの組合せ、色、デザインは無限。北東部の先住民が作って売っている店もあります。8レアル(約320円)~。
■レース
オーガニックコットンで作られたレースもあります
テーブルクロスやちょっとした敷物など。レースが名産の北東部フォルタレーザ産のお店もあります。20レアル(約800円)~。
■定番のTシャツ
ブラジリアの都市デザインや地域の動植物をモチーフにしたTシャツ
旅の思い出として人気商品はやっぱりTシャツ類。ご家族用にいかがでしょう?25レアル(約1000円)~。
その他、ガイドがオススメするのはブラジルの家庭で使われる食器布巾。意外にも日本製よりも水分の吸収力が高い?! ブラジリアの刺繍が入ったデザインは実用的なお土産にいかがでしょうか? また、マーケットでは、日本でもにわかに人気というハンモックやアマゾンのお土産として貴重なマラジョー焼なども売られています。
吸収力抜群のブラジル製食器布巾、刺繍入りは1枚15レアル(約600円)
アマゾン特産のマラジョー焼、1枚30レアル(約1200円)~
現金を忘れずに……
現金または地元銀行のデビットカードしか受け付けないお店が多いので注意してください。ちなみに、同じお店で複数買いする場合や、高額なものを現金で買う場合、いくらか値引きしてくれることもあります。
小腹がすいたら、屋台食に挑戦!
週末は地元の人、旅行者が集まる憩いの場
マーケットの中央は円形の広場となっていて、その周りには約30軒の食べ物屋台が並んでいます。こちらもただの屋台ではありません。サンパウロのストリート・フードの定番「パステウ」や、ブラジル北東部の「アカラジェ」、アマゾン地域の「タカカー」といった国内各地の庶民の味を楽しむことができます。
北東部の郷土食アカラジェ(揚げパンに海老・香辛料をはさんだ料理)の店
ブラジリアは約半世紀前に作られた人工都市。当時、国内各地から多くの労働者が集まり、国内移住しました。そうした地方出身者が、今でも故郷の味を守り、首都ブラジリアで紹介しているわけです。
<DATA>
■民芸品マーケット
住所: Eixo Monumental
営業時間:金~日、祝日 9:00~18:00 *金曜は閉店している店も多い。
(隣のテレビ塔展望台は、火~日曜 9:00~20:00)
入場料:無料