金魚が魅せる儚くも美しい世界
会場中央は、計40個の水槽が合体した高さ2.4m、幅4mの「インフィニトリアム」。最上部から、滝のように水が流れ落ちています。また、水槽の奥が鏡となっており、合わせ鏡の原理で、視点によっては金魚が何匹にも連なって見える不思議な作品です。天井からつり下げられた、ガラスのオブジェもシャンデリアのようで華やかです。周りを囲む球体の「手鞠リウム」は、日本の伝統工芸である伊賀組み紐とアクアリウムが融合し、中を泳ぐ金魚が手鞠の模様のように見えます。
下の写真は、蓮の花をモチーフとした、約4m四方の大きな作品「ロータスリウム」。4日間しか咲かない短い命の蓮の花と、金魚が重なる、儚くも美しい作品です。
下の写真は、プロジェクションマッピングを用いた「琳派リウム」。金魚の動きに合わせて映像が動く、世界初のインタラクティブアートとなっています。
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