任天堂は本当に新しいことをする時、必ずしもマリオを使わない

ピクミンの図

ちなみにピクミンには「オリマー」という、マリオに似た名前のプレイヤーキャラクターは登場します

任天堂がこういった新しい遊びを提供するときに、マリオやゼルダといった既存のIPを使わないということがしばしばあります。nintendogsシリーズ、脳を鍛える大人のDSトレーニングシリーズ、トモダチコレクションシリーズ、WiiSportsやWiiFit、いずれも新しい遊びでハードをひっぱってきたタイトルです。

今でこそ人気シリーズとして定着しましたが、どうぶつの森もニンテンドー64で発売された時は、新規IPでした。そして当時、特定の目的を持たずに、どうぶつ達とのんびり愉快に暮らすという遊びは、とても新鮮なものでした。

リズム天国シリーズやピクミンシリーズなど、そうやってうまくいってきた例はいくらでもあります。

新しい提案がそこにあるのか

岩田社長の図

任天堂は、億単位の人が遊ぶゲームを目指しています

任天堂のゲームが大きく跳ねる時、必ずしもマリオが絡んでいるかというと、決してそんなことはありません。それよりも大事なことは、そこに新しい遊びがあるか、ゲーム性自体が今まであるものだっとしても任天堂なりの味付けがなされているか、それによって新たに遊ぼうという人が現れるか、そういうことがとても重要です。

周回遅れでスマートフォンのゲームに参入する任天堂に大切なのは、マリオなのか、ゼルダなのかということではありません。任天堂がスマートフォンで新しい遊びを提案することができるかということのみが、問われることになるでしょう。

しかもそれは、スマートフォンというハードにマッチしたものでなくてはいけません。任天堂の岩田社長は億単位の人が遊ぶゲームを目指していると発言していますが、その目的を達成するにはスマートフォンのゲームにマリオのキャラクターをのっけただけのものでは難しいでしょうし、これまで作られてきたマリオのゲームをスマートフォンで遊べるようにしただけでも、やっぱり厳しいでしょう。

そして本当に大きな課題は、任天堂がスマートフォンでもその力を発揮できるのか、ということです。