車はどんな時に使いますか?
自動車保険、ずっと昔に契約したままで、中身のチェックを忘れていませんか? 車の使い方が変わっていれば保険料にも影響が出てきます。
「日常・レジャー」…近所への買い物、休日や週末のドライブなどで使用。最も一般的なタイプ。
「通勤通学」…週5日以上(もしくは月15日以上)通勤や通学に使用。
「業務」…週5日以上(もしくは月15日以上)業務に使用。例えば個人商店の配達用車両などはこれに該当します。宅配業務など、運搬そのものを生業とする仕事、車検証に「営業用」と記載のある自動車は事業用となり、ここには含まれません。
最も安いのは「日常・レジャー使用」で次いで「通勤通学」「業務」の順に高くなっていきます。一般的なご家庭の場合、「日常・レジャー使用」もしくは「通勤通学」のいずれかに該当するケースが大半ではないでしょうか?
ここでご確認していただきたいのが以前は通勤でお車を使用されていて、現在は使われていないケースです。
「ご主人が転勤で車通勤をやめた」「定年退職を迎えた」、このような方でも、使用目的が以前と同じく「通勤通学」のままでは割高になってしまいます。また勤務時間の変化などで、「週5日以上(月間15日以上)使わなくなった」という方も同様です。
保険会社は使用目的を勝手に変えてはくれないので、変更があった場合は必ず告知をしましょう。
告知は更新のタイミングでなくても、いつでも大丈夫です。残りの保険期間によっては保険料が戻ってくる可能性もあります。
日数ルール内でかしこく使うのがおすすめ
意外に見落としがちなのが「通勤通学」「業務」の境界線である「週5日以上(月15日以上)」という日数ルールです。「電車も併用していて車通勤は月に10日程度」「仕事に使うけど週に1日程度」という方は、「日常・レジャー」に該当する可能性がありますので、まずは保険会社に相談してみましょう。また、他の通勤方法や使用日数を減らせるという方にもおすすめです。さてこの使用目的、以下の条件だとこれだけの差が生まれます。
【見積もりデータ】
マツダ CX3(平成27年4月)
次年度14等級 対人無制限、対物制限、搭乗者傷害1000万円、無保険車2億円、自損事故人身傷害にてカバー、人身傷害3000万円、車両保険一般290万円
記名被保険者37歳 男性
【使用目的】
「日常レジャー」なら5万1520円
「通勤通学」なら5万7630円
「業務使用」なら6万1290円
今回の見積もり例では6000円から約1万円もの差額が生じました。これなら見直すメリットは十分ではないでしょうか。ご自身の契約内容をぜひ一度チェックしてみましょう!