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アメトーーク!「読書芸人」をとことん深堀りする(3ページ目)

ここのところ、又吉のことばかり記事にしてます(苦笑)。今回は「火花」の芥川賞ノミネート記念という意味も込めつつ、又吉フィーチャリング的企画でもあった濃密な回を、負けず劣らずの濃密さで、たっぷり振り返ってみたいと思います。

広川 峯啓

執筆者:広川 峯啓

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コネタもありました

今回気づいたのが、本好きな人にとっては普通の言葉が、読まない人には専門用語に感じられるってこと。若林が言う「そういう装丁」を、宮迫は「そういう想定」を取り違えて、ぎこちなくトークが進むのを、不思議な気持ちで見てました(笑)。

市川紗椰が英語で「普段どういう本が好き?」と聞き、蛍原が当てずっぽうで「セブンティーン」と答えて、偶然の一致に大爆笑となってましたが、又吉は内心「大江健三郎の小説にもあるけどな」と思ってたかと。それを言えば、現場ドン冷えだったでしょうが。

32冊以外の本についても番組内で詳しく紹介されていましたが、光浦が突然、本棚から抜き出して騒然となった「ヴァギナ」に関しては、なぜかスルー。なので代わりに調べましたが、ナオミ・ウルフ著「ヴァギナ」青土社。女性論を展開した極めて真面目な本です。興味のある方は有名書店にお問い合わせください。

内容ある出演者と内容ある番組

濃い内容が凝縮された今回の「アメトーーク!」を見て感じたのは、語るべき内容を持っている人が集まれば、それだけでトークバラエティーは成立するんだなってことです。

あと、視聴者にとっては興味津々の32冊が、勧める側にとっては肛門をみせるくらいに恥ずかしいというのも頷けました。今回、キレイ目の肛門(by若林)はたっぷり見せてもらったんで、次は本当の肛門を見せる回をDVD特典にでも付けてもらいたいものです。
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